夜中の授乳で背中が丸まるママへ|一宮
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著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
夜中の授乳で背中が丸まり、朝には首も肩もかちかち。産後の体に何が起きているか、授乳の姿勢を楽にする工夫、抱っこの持ち替え方、産後のいつから整体を受けられるかをまとめました。
夜中の授乳は、暗い部屋で赤ちゃんの顔をのぞき込む姿勢になります。首を前に倒し、肩をすくめ、背中を丸めたまま、何十分も動けない。しかも一晩に何度も。昼間なら座り直せる姿勢を、眠いまま固定してしまうのが夜の授乳です。
産後の体は、出産でゆるんだ骨盤がまだ戻りきっていない時期です。この時期に丸まった背中と内に入った肩の重さを、ゆるんだ骨盤と腰が受け止め続けると、歪みのクセがついたまま固まりやすくなります。腰のつらさと首のつらさが同時に出るのは、別々の問題ではなく、同じ姿勢の上下です。
つらいのは姿勢だけではありません。胸の前が縮こまると呼吸が浅くなり、ただでさえ細切れの睡眠で回復しにくい体が、さらに休まりにくくなります。抱っこが重く感じるのも、胸の前が開かないまま腕だけで持ち上げているためのことがあります。
はかぜ整体院の産後ケアは、産後1ヶ月から受けていただけます。帝王切開の方は傷の回復に合わせてご相談ください。完全個室・一組貸切なので、赤ちゃんと同じ部屋で、泣いても授乳が必要になっても気兼ねなく受けられます。骨盤だけでなく、授乳で丸まる首と背中、抱っこで使う肩と手首まで見て、抱っこや授乳の姿勢のコツもお伝えします。
授乳の姿勢を楽にする、三つの工夫
ひとつ目は、赤ちゃんを胸の高さまで持ち上げることです。授乳クッションやたたんだバスタオルを膝の上に重ねて、自分がかがまなくても口元が届く高さにします。背中を丸めて赤ちゃんに合わせるのではなく、赤ちゃんを自分に合わせます。
ふたつ目は、背中と足です。背もたれとのすきまにクッションを入れて腰を支え、足の下に台を置いて膝を少し高くすると、骨盤が後ろに倒れにくくなります。夜中にこれを毎回そろえるのは大変なので、授乳する場所に置きっぱなしにしておきます。
三つ目は、のぞき込まないことです。赤ちゃんの顔を見たいときは、首を倒すのではなく目線だけ落とします。左右の胸を交互に使うのと同じように、首の向きも片側に偏らないようにしてください。
抱っこの持ち替えで、片側の負担を減らす
いつも同じ側の腕で抱くと、反対側の骨盤を横に突き出して赤ちゃんを腰に乗せる癖がつきます。これが産後の腰の片側のつらさにつながることがあります。意識して左右を替える、できれば時間ではなく回数で替えるほうが続きます。
抱き上げるときは、腰を丸めて手を伸ばすのではなく、膝を曲げて赤ちゃんの近くまでしゃがみ、体に引き寄せてから立ち上がります。赤ちゃんと自分の体の距離が近いほど、腰と腕の負担は減ります。
産後、こんなときは先に産科へ
発熱がある、傷の痛みが強くなってきた、出血が増えた、腰の痛みで起き上がれない。こうしたときは、整体より先に出産した産科へ連絡してください。産後の体の回復は、まず医療の側で確かめるのが順番です。