頭痛薬の買い置きが早く減る方へ|一宮
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著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
頭痛薬を飲む日が増えてきた気がする。でも、どのくらいなら多いのかはよくわからない。薬に頼る日が増えたときに見直したいことと、自分の頭痛を記録する方法、整体の前に病院へ行ってほしいサインをまとめました。
頭痛薬は、つらい痛みを止めるための大切な道具です。ただ、飲む日が月の半分近くになっているなら、一度立ち止まって見直す時期かもしれません。痛み止めを頻繁に使い続けると、かえって頭痛の起きる日が増えることがあると知られています。
このあたりの判断は、整体院ではできません。薬の量や種類を変える、やめるといったことは、必ず医師か薬剤師に相談してください。頭痛外来や脳神経内科では、頭痛の種類に合わせた薬の使い方を一緒に考えてもらえます。
そのうえで、整体で見ているのは、頭痛の手前で首や肩に力がたまり続ける理由です。頭をしめつけるような重い頭痛は、首の後ろや肩の筋肉がこわばった状態と重なって起きることがよくあります。長時間のデスクワーク、スマホをのぞきこむ姿勢、食いしばり。毎日同じところに力が集まる生活が続いていると、薬で痛みを止めても、こわばりはそのまま残ります。
ズキズキと脈打つように痛む、光や音がつらい、吐き気をともなう。こうした頭痛は片頭痛のことがあり、医療機関での診断や治療が必要になることがあります。整体を受ける前に、受診したことがあるか、どんな診断だったかを教えてください。
はかぜ整体院では、首と肩だけでなく、骨盤から背骨、肩甲骨までの並びを見て、首に負担が集まる理由を探します。薬を飲んでいる方も、今の状態を伺ったうえで施術できるかを確かめています。
頭痛の日を、三つだけ記録する
カレンダーや手帳に、頭痛があった日に印をつけます。書くのは三つだけ。痛みの強さを三段階で、薬を飲んだかどうか、その日いちばん長くしていた姿勢や作業です。
一か月たつと、印の数がそのまま薬を飲んだ日数の目安になります。週末に多い、雨の前に多い、締め切りの週に多いなど、自分の頭痛の偏りも見えてきます。
この記録は、病院を受診するときにも整体に来るときにも役立ちます。「最近多い気がする」より、「今月は十二日飲んだ」のほうが、相談される側もずっと判断しやすくなります。
すぐに病院へ行ってほしい頭痛
突然、これまでに経験したことのない強さで痛み出した。手足のしびれや力の入りにくさ、ろれつの回りにくさ、物が二重に見えるといった症状をともなう。熱があって首が曲げにくい。頭を打ったあとから痛む。
こうした頭痛は、筋肉や姿勢とは別の原因のことがあります。整体ではなく、すぐに医療機関を受診してください。夜間や休日でも、迷ったら救急の相談窓口に電話して指示を受けてください。
五十代以降に初めて出てきた頭痛や、日ごとに強くなっていく頭痛も、一度は病院で調べてもらってから整体を考えるほうが安心です。