上着が重い季節、肩こりが増える男性へ|一宮
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著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
朝晩が冷えて上着を一枚足すと、肩こりが一段重くなる。脱いでも軽くならない。寒い季節に肩が重くなる理由と、上着の選び方、通勤中や仕事の合間にできる肩の下ろし方をまとめました。
寒さを感じると、体は熱を逃がさないように肩をすくめ、首を縮めます。この姿勢は自分では気づかないうちに続き、肩の上の筋肉と首の後ろの筋肉が、一日じゅう少し持ち上げたままの仕事をすることになります。
そこに上着の重さが加わります。厚手のジャケットやコートは、肩の上で重さを受け止める作りになっていて、着ているあいだ肩の筋肉は布の重さぶんも働いています。冬になると肩こりが増えるという方は、寒さと重さが同じ場所に重なっていることが多いです。
もう一つは歩き方です。寒い日にポケットへ手を入れて歩くと、腕が振れず、肩は前へ巻いたまま固まります。駅や駐車場から会社までの数分でも、毎日続けば肩の前側が縮んだ形を覚えていきます。
上着を脱いでも肩が軽くならないのは、重さそのものより、すくめた肩と巻いた肩の形が残っているからです。もともと仕事中の姿勢で肩が上がっていた方ほど、寒い季節の負担が上乗せされて感じやすくなります。
肩こりと一緒に、いつもと違う強い頭痛、腕や手のしびれ、胸の痛みがあるときは、整体ではなく病院を先に受診してください。
はかぜ整体院では、肩だけをほぐすのではなく、骨盤から背骨、肩甲骨の並びまでつなげて、肩に力が集まる理由を探します。平日の仕事帰りに寄れるよう、水曜は22時まで開けています。
肩に重さをためない上着の選び方
同じ暖かさなら、厚手の一枚より、薄手を重ねるほうが肩にかかる重さを分けられます。肩の上だけに重さが集まるコートより、体全体で重さを受ける軽い中綿のものが向いています。
首元が冷えると肩をすくめやすくなるので、マフラーやネックウォーマーで首を先に温めます。首が温かいだけで、肩が自然と下りる方もいます。
かばんは片方の肩にかけ続けないこと。肩掛けなら左右をときどき替え、荷物が重い日はリュックに替えると、上着の重さと合わせて片側の肩だけが上がるのを防げます。
通勤中と仕事の合間にできる肩の下ろし方
歩くときは、手袋をしてポケットから手を出し、腕を後ろへ軽く振ります。後ろへ振る動きが入ると、前に巻いていた肩が戻りやすくなります。
会社に着いて上着を脱いだら、両肩を耳に近づけるように持ち上げて五秒止め、一気に力を抜きます。三回くり返すと、すくめていた肩の下りる位置がわかってきます。
デスクでは一時間に一度、両手を後ろで組み、胸を開きながら肩甲骨を寄せます。肩を揉むより先に、縮んだ前側を開いておくほうが、夕方の重さがたまりにくくなります。