冷えてきて膝がこわばる朝|一宮の全身矯正
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
寒くなってから、朝起きて最初の数歩で膝が固い。少し歩けばほどけるけれど、毎朝くり返すと不安になる。冷えた朝に膝がこわばる理由と、布団の中でできる準備、病院で診てもらったほうがいいサインをまとめました。
朝の膝のこわばりは、寝ているあいだ動かさなかった関節と筋肉が、冷えで動き出しにくくなっている状態です。関節の中を満たしている液は、動かすことで全体に行きわたります。夜のあいだ膝を伸ばしたまま、あるいは曲げたままでいると、起きてすぐは潤いが行き届かず、ぎこちなさとして感じます。
もう一つは膝の周りの筋肉です。太ももの前や裏、ふくらはぎの筋肉は、冷えると縮んで硬くなります。膝はこれらの筋肉に上下から引っぱられているので、どこか一本が硬いだけでも、曲げ伸ばしの最初の角度で突っぱる感じが出ます。
こわばりが左右どちらかに偏っているなら、立ち方や歩き方のくせも疑ってみてください。片足に体重をかけて立つ、いつも同じ側の脚を組む。そうした毎日の積み重ねで片方の膝に負担が寄ると、冷えた朝にその側だけが固くなりやすくなります。
動き出して数分でほどけるこわばりは、体が温まれば落ち着くことが多いものです。一方で、こわばりが三十分以上続く、膝が腫れて熱を持っている、歩いている途中で膝が引っかかって動かなくなる。こうした場合は関節そのものに変化が起きていることがあるので、まず整形外科で調べてもらってください。
はかぜ整体院では、膝だけを見るのではなく、骨盤の傾きや足首の動きまで含めて、膝に負担が集まる理由を全身から探します。膝を強く押したりはしません。
布団から出る前の、膝の準備運動
目が覚めたら、仰向けのまま片方の膝をゆっくり胸に近づけ、また伸ばします。左右五回ずつ。痛みの出ない範囲で、曲げ伸ばしの幅を少しずつ広げていきます。
次に、伸ばした脚の足首を、手前に引く、向こうへ倒すと交互に動かします。ふくらはぎが動くと、膝の裏の突っぱりがゆるみやすくなります。これだけで、起き上がった最初の一歩が軽くなる方もいます。
冷えから膝を守る、夜と朝の工夫
寝るときは、膝から下が布団から出ないようにします。膝掛けやレッグウォーマーで膝まわりを包んでおくと、朝の冷え込みの影響を受けにくくなります。
朝いちばんの階段は、手すりを持って一段ずつ。こわばっているうちに膝へ一気に体重をかけないことが、負担をためないこつです。
日中は、同じ姿勢で座り続けないことも大切です。座ったまま膝を伸ばして五秒止め、ゆっくり下ろす動きを、休憩のたびに数回。太ももの前の筋肉が働くと、膝のお皿まわりの動きがなめらかになり、翌朝のこわばりがやわらぐ方もいます。