子どもはじっとしていられる?|一宮の整体
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
子どもの猫背が気になって整体を考えたとき、親御さんが迷いやすいのが「うちの子は施術中じっとしていられるのか」「子どもに整体は早くないか」という点です。当院での子どもの施術の進め方と、家で見てあげられることをまとめました。
子どもの姿勢を整体で見てもらおうか考えたとき、いちばん多い心配は「じっとしていられるか」です。知らない場所で、知らない大人に体を触られるのは、子どもにとって緊張する場面です。
はかぜ整体院の施術は、関節をひねって音を鳴らしたり、強く押したりするものではありません。痛い場面がないので、子どもが身構えて逃げようとすることはほとんどありません。一組貸切の個室なので、親御さんもそばで様子を見ていられます。
成長期の猫背は、本人の気の持ちようとは限りません。背が伸びる時期は、骨の伸びに筋肉の柔らかさが追いつかず、体を支えきれなくなって背中が丸まることがあります。何度注意しても直らないのは、そういう時期だからということもあります。
施術の前には、鏡の前で本人と一緒に立ち姿を見ます。「ここが傾いているね」と目で見てわかると、子どもも何をされるのか納得しやすくなります。終わったらもう一度鏡の前に立ち、違いを本人の目で確かめてもらいます。
施術では、骨盤・背骨・肩甲骨のつながりを見ながら、成長期の体に負担をかけないように整えます。中学生や高校生で、部活や勉強の姿勢が気になって来られる方もいます。途中で疲れたら休みながら進めます。
家で見てあげられる、姿勢のチェック
子どもが立っているとき、横から見て耳・肩・腰のあたりが縦に並んでいるかを見てください。耳が肩より前に出ていたら、頭が前に落ちている姿勢です。
勉強机に向かっているときは、足の裏が床についているかも見てあげてください。足がぶらぶらしていると骨盤が後ろに倒れやすく、背中が丸まりやすくなります。足台を置くだけで座り方が変わる子もいます。
「背筋を伸ばして」と言い続けるより、座る環境を変えるほうが続きやすいことがあります。注意する回数が減ると、親子の小さなけんかも減ります。
整体の前に、病院で相談したほうがいい場合
前かがみになったときに背中の左右の高さが違う、肩の高さがはっきり違う、背中や腰の痛みを繰り返し訴える。こうしたときは、まず整形外科で背骨の状態を調べてもらってください。
学校の検診で背骨について指摘を受けた場合も、医師の判断が先です。整体はそのうえで、日々の姿勢や体の使い方を整えるために使うものだと考えてください。
初めて来るときは、本人が嫌がっていないかも大切です。無理に連れてくるより、「姿勢を見てもらうだけ」と伝えて、本人が納得してから来てもらうほうが、当日も落ち着いて過ごせます。