「人生で初めての整体院」だった方の話|一宮
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
整体院に一度も行ったことがない方が、予約の前に知りたいのは「当日、何が起きるのか」です。持ち物と服装、最初に聞かれること、施術のあとの過ごし方、整体より先に受診したほうがいい場合を順にまとめました。
初めての場所に行くとき、人がいちばん疲れるのは、わからないことを想像している時間です。何を着ていけばいいのか。何を聞かれるのか。途中でやめたくなったら言っていいのか。整体が初めての方から聞く心配は、施術の中身よりも、その手前のことが多いです。
服装は、動きやすいものであれば何でも構いません。体をひねったり、腕を上げたりして動きを確かめるので、かたいジーンズやタイトなスカートより、伸びる素材のほうが楽です。仕事帰りで着替えがない方は、予約のときに伝えてください。
最初にするのは、話を聞くことです。どこが、いつから、どんなときにつらいか。うまく説明しようとしなくて大丈夫です。「朝がいちばん重い」「夕方になると首が回らない」。ふだんの言葉のままで足ります。これまでにかかった病気やけが、飲んでいる薬も、このときに教えてください。
そのあと、立った姿勢や座った姿勢、腕や首の動く範囲を見ます。つらい場所だけを見るわけではありません。はかぜ整体院では、骨盤、背骨、肩甲骨がどうつながって動いているかを全身から確かめます。肩が重い方の原因が、座り方や骨盤の傾きのほうにあることもあるからです。
施術は、強く押したり関節を鳴らしたりするものではありません。どこをどう触るかを先に伝えてから、手を置きます。痛い、怖い、くすぐったい、寒い。何でもその場で言ってください。黙って我慢されるより、言ってもらえるほうが、こちらも進めやすくなります。
初回の時間は約60分。終わったあと、その場で通い方を決める必要はありません。体を見てもらって、どう感じたかを持ち帰ってから考えれば十分です。
予約の前に、メモしておくと伝えやすいこと
いつごろから気になっているか。きっかけに心当たりがあるか。一日のなかで、いちばんつらい時間帯はいつか。この三つがわかると、話が早く進みます。
仕事や家事で、長く続けている姿勢や動き。座りっぱなしなのか、立ちっぱなしなのか、同じ側で荷物を持つのか。自分では当たり前になっていることほど、手がかりになります。
これまでに言われた診断名、手術やけがの経験、飲んでいる薬。妊娠中の方、その可能性がある方も、先に伝えてください。受けられる内容が変わることがあります。スマートフォンのメモに打っておいて、そのまま見せていただければ足ります。
施術のあと、その日の過ごし方
終わった直後は、体が軽い方もいれば、少しぼんやりする方もいます。車で来られた方は、すぐ発進せずに、座って一息ついてからにしてください。
その日は、激しい運動や深酒は控えめに。体が新しいバランスに慣れようとしている時間です。水分をとって、いつもより少し早く休むくらいがちょうどいいです。
翌日に、だるさや軽い張りを感じることがあります。ふだん使っていなかった場所が働きはじめたときに起きやすく、多くは一日二日でおさまります。強い痛みが出た、しびれが出てきた、数日たっても引かない、というときは連絡をください。
初めての整体より、先に病院へ行ってほしい場合
転んだ、ぶつけた、事故にあった。はっきりしたきっかけのあとから痛みが続いているときは、まず整形外科で骨や靭帯を調べてもらってください。
腕や脚にしびれがある、力が入りにくい、熱がある、じっとしていても痛みで眠れない。こうした場合も受診が先です。
持病があって通院している方は、主治医に「整体を受けてもよいか」をひとこと確かめておくと安心です。そうした心配がなく、長く続く肩や首の重さをどうにかしたい、という段階であれば、最初の一回は話を聞いてもらうつもりで来ていただければ大丈夫です。