仕事帰りに来た方が月1で通う理由|一宮
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
平日の昼間は動けず、体に使える時間は仕事のあとだけ。そういうデスクワークの方に向けて、週の後半ほど肩と首が重くなる理由と、夜に整体を受ける日の過ごし方、帰りの運転で肩をすくめないための座り方をまとめました。
月曜の朝は平気なのに、木曜の夕方には首の後ろが板のようになっている。デスクワークの肩こりは、一日ごとに元へ戻りきらない分が積み重なっていく形をとることが多いです。一晩寝て八割戻り、残りの二割を翌日に持ち越す。それが四日続いた先が、週の後半の重さです。
持ち越す理由のひとつは、座っているあいだの頭の位置です。画面をのぞき込むと頭が肩より前へ出ます。前へ出た頭を落とさないように、首の後ろと肩の上の筋肉が一日じゅう引っぱり続けます。力仕事をしていないのに肩が疲れるのは、この支える仕事が休みなく続いているからです。
もうひとつは、肩甲骨が動かないことです。キーボードとマウスの前では、腕はほとんど同じ位置にあります。肩甲骨は背中の上を滑るように動く骨ですが、動かさない時間が長いと外へ開いたまま止まります。そうなると、腕の重さを首の付け根だけで吊ることになります。
はかぜ整体院では、張っている肩を揉んでほぐすことはしません。骨盤、背骨、肩甲骨がどうつながって動いているかを全身から確かめ、なぜ肩と首にばかり負担が集まるのかを先に探します。座ったときに骨盤が後ろへ倒れていれば背中は丸まり、頭は前へ出ます。肩の重さの出どころが、腰のあたりにあることも珍しくありません。
仕事のあとに受けるなら、水曜日です。当院の受付はふだん17時30分までですが、水曜だけは22時まで開けています。場所は一宮市大和町で、駐車場があります。車で職場から直接来られる方が多いです。
通う間隔に決まりはありません。目安にしてほしいのは、週末に肩を持ち越しているかどうかです。金曜の夜に重さが残り、土日を休んでも月曜に抜けていないなら、積み重なりが一週間の休みで返せる量を超えています。その手前で一度整えておく、というのが月に一度という通い方の考え方です。
夜に受ける日の、前とあとの過ごし方
来る前の食事は、軽く済ませるか、施術のあとに回してください。満腹でうつ伏せになると苦しく、力も抜けにくくなります。昼から何も食べていないのもつらいので、夕方におにぎりひとつ入れておくくらいがちょうどいいです。
施術のあとは、体がゆるんで眠くなる方がいます。車で帰る方は、駐車場で水をひと口飲み、首をゆっくり左右に向けてから出発してください。眠気が強いときは、数分座ってから動くほうが安全です。
帰ってからは、熱すぎない湯に短めに浸かり、スマートフォンを見る時間を減らして早めに横になる。夜の施術のいいところは、整えた状態のまま寝られることです。せっかくゆるんだ首を、寝る前の一時間のうつむきで戻さないようにします。
帰りの運転で、肩をすくめない座り方
ハンドルを握ると肩が上がる方は、座席が遠いことが多いです。腕を伸ばしきって握ると、肩が前へ引き出されて首の付け根に力が入ります。背中を背もたれにつけたまま、ハンドルのいちばん上に手首が乗る距離まで座席を前へ出してください。肘が軽く曲がる位置です。
握る場所も変えられます。上のほうを握ると腕の重さを肩で持ち上げ続けることになります。時計の九時と三時、あるいはそれより少し下を握ると、腕の重さがハンドルに預けられます。
信号で止まったら、息を吐きながら肩を一度すとんと落とす。上がっていたことに、落としてみて初めて気づきます。一日の終わりの運転は、疲れた首にもう一度仕事をさせる時間です。ここを変えるだけで、家に着いたときの重さが違ってくることがあります。
肩こりだと決めつけずに、先に受診したほうがいいとき
腕や手にしびれがある、箸やペンを落としやすくなった、ボタンがかけにくい。肩や首の重さと一緒にこうした変化があるときは、先に整形外科で診てもらってください。
今までに経験したことのない強い頭痛が急に出た、ろれつが回らない、片側の手足に力が入らない。この場合は様子を見ずに、すぐ医療機関へ。
胸の締めつけや息苦しさと一緒に左の肩や腕が重い、というときも、肩こりとは別の理由が隠れていることがあります。夕方に重く、休むと少し楽になる。そういういつもの重さなら、負担のかかり方を一緒に確かめるところから始められます。