「いつまで抱っこできるかな」と思う夜に|一宮
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
寝かしつけのあと、子どもを布団に下ろす瞬間に腰が痛む方へ。下ろす動きがなぜ腰にこたえるのかと、腰に負担を集めない下ろし方、添い寝で体が固まりにくい寝方をまとめました。
抱っこで腰がつらいと言うとき、実際に痛みが走るのは抱いている最中より、下ろす瞬間のことが多いです。眠った子を起こさないように、息を止めて、ゆっくり、腕を伸ばしたまま前へかがむ。この動きは、重い物を体から離して持ち、中腰のまま止まるのと同じ形です。
荷物なら、体に引き寄せて膝を曲げて下ろせます。眠った子どもが相手だと、揺らさないことが最優先になるので、腰への負担は後回しになります。しかも一晩に何度も繰り返す方もいます。
産後は、出産に向けてゆるんだ骨盤まわりがまだ戻りきっていない時期でもあります。関節を支える力が弱いところに、前かがみの動きが重なります。腰だけでなく肩までつらくなるのは、腕を伸ばして支える間、肩から背中も力を入れ続けているからです。
下ろし方を少し変えると、腰にかかる負担は減らせます。立ったまま腰を折って下ろすのをやめ、先に片膝を床につきます。次にもう片方の膝もついて、子どもを胸に寄せたまま自分の体ごと布団に近づく。腕を伸ばすのは最後の数センチだけにします。
ベビーベッドの場合は、柵を下げられるなら下げ、足を前後に開いて、膝を曲げながら下ろします。腰を丸めるのではなく、お尻を後ろに引く感じです。
腰の痛みが日ごとに強くなる、足にしびれが出る、じっとしていても痛む。そういうときは無理に続けず、先に整形外科や産婦人科で相談してください。
添い寝で体を固めない寝方
添い寝のときは、子どものほうへ背中を丸めて横向きになり、そのまま朝まで動けないことがあります。上になった脚の膝の間に、丸めたバスタオルやクッションをはさんでください。骨盤がねじれたまま固まるのを防げます。
下になった腕を頭の下に敷いて寝ると、肩が前に入ったまま何時間も過ぎます。枕の高さを少し上げて、腕は体の前に出しておくほうが楽です。
朝起きたら、仰向けで両腕を横に広げ、胸を開いて数回ゆっくり息をします。一晩閉じていた胸と肩を、元の位置に戻すつもりで。
寝かしつけの抱っこで部屋を歩くときは、子どもの頭の位置を左右で入れ替えられる日だけでも入れ替えてみてください。毎晩同じ側の腕で頭を支えていると、そちらの肩だけが上がったままになりやすいです。
子どもと一緒に来るときのこと
はかぜ整体院は完全個室なので、お子さんと同じ部屋で受けていただけます。途中で泣いたら、抱っこや授乳で中断して構いません。
産後は1ヶ月から受けていただけます。帝王切開の方は、傷の回復の様子を聞いたうえで進め方を相談します。服装は動きやすいものであれば何でも大丈夫で、着替えの用意もあります。