「腰痛改善コース」、合う人・合わない人|一宮
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
病院でレントゲンを撮って「骨に異常はありません」と言われた。ほっとした反面、じゃあこの腰の痛みは何なのか、と行き場がなくなる方は少なくありません。異常なしと言われた腰痛で、次に何を確かめればいいかをまとめました。
レントゲンで分かるのは、主に骨の形や並び、骨と骨の間の幅です。筋肉がこわばっている、姿勢の癖で特定の場所に負担が集まっている、といったことは写りません。だから「異常なし」は、骨に目立った問題は見当たらないという意味で、痛みの原因がないという意味ではありません。まずそこを知っておくと、気持ちが少し楽になると思います。
腰痛の多くは、どこか一か所が壊れているというより、立ち方や座り方の癖で、腰の決まった場所に負担が集まり続けていることから来ていると考えられています。湿布を貼る場所が何か月も同じなら、その場所に毎日同じ負担がかかっているということです。
負担の元は、腰そのものではないことがよくあります。股関節が硬くて腰で前かがみをしている。片足に体重をかけて立つ癖がある。背中が丸まって、そのぶん腰が反って支えている。腰は、周りの動きの足りない部分を肩代わりしやすい場所です。
だから見るべきは、痛い場所より、どんな場面で痛むかです。朝の起き上がりか、座りっぱなしのあとか、立ち仕事の夕方か。場面が分かると、どこが腰に仕事を押しつけているかの見当がつきやすくなります。
痛み止めや湿布は、つらい時期をしのぐための大事な手段です。やめる必要はありません。ただ、それだけで数か月変わらないなら、痛みを抑えることと並行して、負担のかかり方そのものを見直す時期に来ているのだと思います。
異常なしでも、もう一度病院へ行ったほうがいいとき
足のしびれが広がってきた、足に力が入りにくい、つまずきやすくなった。じっとしていても痛みが強く、夜も眠れない。熱が出ている、体重が理由もなく減っている。尿や便が出にくい。こうした変化があるときは、最初の検査のあとに状態が変わった可能性があります。自己判断で様子を見ずに、医療機関を受診してください。
自分でできる、腰に負担が集まる場面の見つけ方
1週間だけ、腰がつらくなったタイミングをメモしておきます。時間、直前にしていたこと、痛む側の3つで十分です。
たとえば、車の運転のあとに右側ばかり痛むなら、座る姿勢や足の置き方に手がかりがあるかもしれません。朝だけつらくて動くと楽になるなら、寝ている間の姿勢や寝具も候補に入ります。整体でも病院でも、この記録があると話が早く進みます。
記録をつけてみると、痛む日と痛まない日の差がはっきりすることがあります。痛まなかった日に何をしていたかも、同じくらい大事な手がかりです。
整体に相談する場合は、病院で撮った検査の結果や、いま使っている薬や湿布の名前も一緒に教えてください。どこまで確かめてあるかが分かると、体の見方を決めやすくなります。