夏の疲れ、9月の首肩に出るかも|一宮
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
暑さがやわらいだ9月に、首や肩の重さが増してくることがあります。季節の変わり目に疲れが遅れて出てくる理由を、睡眠・冷房・姿勢の三つから整理し、夕方の重さを軽くするための過ごし方と、受診の目安をまとめました。
真夏より、涼しくなり始めた頃のほうが首や肩がつらい。そう感じる方は少なくありません。夏のあいだに少しずつたまった負担が、暑さが落ち着いて体が緩んだタイミングで表に出てくることがあります。
ひとつめは睡眠です。暑さで寝苦しい夜が続くと、眠りが浅くなり、寝ているあいだに体が十分に休めていない日が重なります。朝の時点ですでに首や肩が固い日が続いていたなら、夏の睡眠の影響が残っている可能性があります。
ふたつめは冷房です。冷えた部屋で長く過ごすと、首や肩のまわりが冷えて、無意識に肩をすくめた姿勢になりやすくなります。外の暑さと室内の冷えを一日に何度も行き来することも、体にとっては負担になります。
みっつめは姿勢です。暑い時期は外に出る気力が落ち、座っている時間が長くなりがちです。画面に向かって首が前に出た形が続くと、頭の重さを首の後ろから肩にかけての筋肉で支え続けることになり、夕方の重さや頭の重さにつながることがあります。
首や肩の重さに、手や腕のしびれ、これまでにない強い頭痛、ろれつが回りにくい、ものが二重に見えるといった症状が加わるときは、肩こりとは別の仕組みが関わっている可能性があります。様子を見ずに医療機関で確認してください。
夕方の重さを減らす、一日の中の小さな切り替え
冷房の効いた部屋で過ごすときは、首元に薄い羽織りやストールを一枚用意しておきます。首の後ろを冷やさないだけで、肩をすくめる時間が減ることがあります。
座り仕事の合間には、1時間に一度くらい立ち上がって、両腕を大きく後ろへ回します。首だけを回すより、肩甲骨ごと動かすほうが、首から肩にかけての張りがゆるみやすいです。
画面の高さも見直してみます。目線が下がるほど首は前に出るので、ノートパソコンなら台に載せて、画面の上のほうが目の高さに近づくようにします。
夜のうちに体を休ませる準備
涼しくなってきたら、シャワーだけで済ませていた日も、湯船に少しつかる日を作ってみます。首の付け根まで温まると、寝る前に肩の力が抜けやすくなります。
寝る直前までスマホを見ていると、うつむいた姿勢のまま布団に入ることになります。寝る30分前には画面を置いて、仰向けで深く息を吐く時間を少し作ると、首が固まったまま眠りに入るのを避けやすくなります。
枕が高すぎると、寝ているあいだも首が前に曲がった状態が続きます。仰向けで寝たときに、あごが引けすぎず、目線が真上を向く高さが目安です。