気圧が下がる日に全身が出る方へ|一宮
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
雨の前や台風が近づく日に、肩も腰も頭もまとめて重くなる方へ。気圧の変化で体のつらさが出やすくなる仕組みと、前の日からできる備え方、天気のせいと片づけないほうがいいサインをまとめました。
天気が崩れる前にあちこちがつらくなる、という悩みは珍しくありません。気圧が下がる日に体の不調が出やすいことは、耳の奥にある気圧の変化を感じる仕組みや、自律神経の働きと関わっていると考えられています。
気圧の変化そのものは誰にでも同じように起きますが、つらさの出方は人によって大きく違います。普段から張っている場所や、動きが硬くなっている場所があると、そこが真っ先に反応します。肩こりが強い人は肩に、腰に負担をためている人は腰に出やすい、というように、天気はもともとある偏りを表へ引き出すきっかけになります。
全身に一斉に出る方は、特定の一か所ではなく、体全体の緊張が高い状態が続いている可能性があります。浅い呼吸、寝不足、座りっぱなしの時間が重なっていると、体に余裕がなく、気圧の変化を吸収しきれません。
天気は変えられませんが、崩れる前の日に体の余裕を少しでも増やしておくことはできます。天気予報を、つらさを覚悟するための情報ではなく、前もって備えるための合図として使うと、振り回される感覚が少し変わります。
突然の激しい頭痛、今まで経験したことのない頭痛、手足のしびれやろれつの回りにくさを伴う場合は、天気のせいと考えず、すぐに医療機関を受診してください。
天気が崩れる前の日にできる備え
気圧の変化を知らせてくれる天気アプリを使うと、つらくなりやすい日が前もって分かります。その前の晩は、湯船に少し長めにつかって首と肩を温め、いつもより早めに寝ることを優先してください。
耳の周りを軽くつまんで、ゆっくり回したり引っ張ったりするのも、手軽な備えとしてよく紹介されています。痛みが出る前にやっておくほうが、出てから慌てるより気持ちも楽です。
つらい日の記録が次の備えになる
つらくなった日に、どこが、どのくらいつらかったかを簡単にメモしておくと、自分の体がどの程度の気圧の変化で反応するのかが見えてきます。数回分たまると、備えるべき日が自分で分かるようになります。
記録には、その日の睡眠時間や、座っていた時間の長さも一言添えておくと、気圧だけでなく自分の生活の側の条件も見えてきます。
記録を見返して、天気と関係なくつらい日が多いなら、気圧よりも普段の生活の中に負担の元がある可能性もあります。天気のせいだけにしないための手がかりにもなります。