猫背解消コース、留め具が前に回る方へ|一宮

公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS

著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)

ネックレスの留め具がいつも同じ側へ回ってくる、バッグが片方の肩からだけずり落ちる。そんな小さな癖は、左右の肩の高さや首の付け根の傾きを映していることがあります。身の回りの物で体の偏りを見つける方法をまとめました。

左右の肩の高さの違いは、正面から鏡を見てもなかなか分かりません。数ミリから1センチほどの差は、目で見比べるより、体に乗っている物の動きのほうが正直に教えてくれます。ネックレスの鎖は、首まわりの低いほうへ少しずつ滑っていきます。

留め具がいつも同じ向きへ回る、ショルダーバッグが決まった肩からだけ落ちる、服の襟ぐりが片側へずれる。どれも一回だけなら偶然ですが、毎回同じ方向なら、首の付け根から肩にかけての傾きに左右差がある目安になります。

左右差の元は、肩そのものより、利き手側ばかり使う生活、片脚に体重を乗せて立つ癖、いつも同じ側で頬杖をつく習慣など、体の下のほうから積み重なっていることが多いです。背中が丸まると、その丸まり方にも左右差が出て、片方の肩だけが前へ入ります。

肩の高さの違いそのものは、多くの人にある程度あります。気にしたいのは、左右差がある側に肩こりや首の張り、頭痛が偏って出ている場合です。いつも痛む側と、物がずれる側が一致しているなら、傾きと負担がつながっている可能性があります。

肩の高さの左右差が短期間で目立ってきた、背中を丸めたときに片側だけ盛り上がる、といった場合は、背骨の形そのものを整形外科で確認してもらうと安心です。

身の回りの物で左右差を見つける

1週間ほど、ネックレスの留め具、ショルダーバッグ、腕時計の文字盤が、どちらへずれやすいかを意識して見てみてください。記録するほどでなくても、「またこっちだ」と気づく回数が増えれば十分な手がかりです。

靴底のすり減り方もあわせて見ると、立ち方の偏りが見えてきます。外側だけ、片足だけが極端に減っているなら、肩の傾きは足元から始まっている可能性があります。

今日から変えられる小さな癖

バッグは肩を替えて持つより、ずり落ちにくいほうの肩ばかりに頼らないことを意識します。リュックにするか、斜め掛けで体の中心に重さを寄せると、片側の肩を持ち上げて支える時間が減ります。

立って待つときは、片脚に乗る前に両足の裏全体へ体重を戻します。頬杖や脚を組む癖は、無理にやめるより、左右を交互にするだけでも偏りの蓄積はゆるやかになります。

寝るときに毎晩同じ向きで横になる方は、枕の高さが合っているかも見直してみてください。低すぎる枕で横向きに寝ると、下になった側の肩が押し込まれ、首の付け根の傾きが朝まで続きます。

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