戻りかけたので早めに来た方の話|一宮
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
受けた直後は軽いのに、しばらくすると同じ場所が張ってくる。どのくらい持てば順調なのか、次はいつ行けばいいのか。整えた状態が戻る仕組みと、間隔の決め方、間が空いてしまったときの考え方をまとめました。
施術で体が変わったあと、その状態がどのくらい保たれるかは、受けた内容よりも、そのあとの過ごし方で決まる部分が大きいです。体は毎日、同じ椅子に座り、同じ側で荷物を持ち、同じ時間だけ画面を見ます。整えた形より、繰り返している形のほうが体には馴染んでいるので、放っておけばそちらへ戻っていきます。
戻ること自体は失敗ではありません。見ておきたいのは、戻るまでの時間が回を重ねるごとに延びているかどうかです。前は3日で元通りだったのが1週間、2週間と延びているなら、体が新しい形を覚えつつある途中だと考えられます。
逆に、毎回ほぼ同じ日数で戻っているなら、日中に負担のかかる形がひとつ残っている可能性があります。この場合は受ける回数を増やすより、何をしている時間で戻っているのかを探したほうが早いことがあります。
間隔の決め方にも、決まった日数があるわけではありません。戻り始めるタイミングの少し手前に置くのが基本で、その時期は人によって違います。つらくなってから行く形だと、毎回いちばん重い状態から始めることになり、戻すのに時間がかかります。
生活が変わったときは、それまでの間隔が合わなくなることもあります。仕事の繁忙期、睡眠時間の変化、体重の増減。同じように過ごしているつもりでも戻りが早くなったと感じたら、生活の側で変わったことを思い出してみてください。
「戻るまでの日数」を残しておく
受けた日と、張りが戻ってきたと感じた日に、カレンダーへ印をつけるだけで十分です。感覚の話なので正確でなくてかまいません。数回分たまると、自分がどのくらいの周期で戻るのかが見えてきます。
このとき一緒に書いておきたいのが、その期間に何が多かったかです。残業が続いた、長距離の運転をした、子どもを抱く時間が長かった。戻りが早い週には、たいてい理由の側に心当たりがあります。
記録があると、次に行く時期を決めるときに迷いません。行くかどうかをその日の体調だけで決めていると、忙しい時期ほど後回しになり、いちばん必要なときに間が空きます。
間が空いてしまったときの考え方
しばらく空いたあとで元に戻ってしまうと、また一からやり直しのように感じて、足が向きにくくなることがあります。ただ、体は前回までの状態を完全に忘れているわけではなく、一度動くようになった場所は、初めてのときより動きが出やすいことが多いです。
空いた期間そのものより、その間に何が変わったかのほうが手がかりになります。仕事が変わった、寝具を替えた、運動を始めた、やめた。そうした変化は今の体の形にそのまま出ているので、話せる範囲で伝えてもらえると見る場所が絞れます。
なお、空いているあいだに、しびれや夜間の痛み、じっとしていても続く痛みが出てきた場合は、前と同じ張りの延長とは限りません。そのときは先に医療機関で確認してください。