寝だめしても月曜に全身が重い方へ|一宮
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
週末にたっぷり寝たのに、月曜の朝は体が重くて起き上がれない。そんな方に向けて、寝だめで疲れが抜けにくい理由と、週末の過ごし方で変えられること、寝具と寝姿勢の見直し方、疲れ以外の原因を疑いたいサインをまとめました。
平日の睡眠不足を週末で取り返そうとして、土日の朝はいつもより遅くまで寝る。多くの人がやっていることですが、月曜の朝にかえって体がだるいと感じた経験はないでしょうか。
理由のひとつは、体内時計のずれです。起きる時間が週末だけ大きく遅れると、体は少し遠くへ移動したときのように時間の感覚がずれます。そのまま日曜の夜を迎えると寝つけず、月曜はいつもの時間に起こされる。時差ぼけに似た状態で一週間が始まるので、朝の重さが残ります。
もうひとつは、長く寝ているあいだ体があまり動かないことです。人は眠っている間に寝返りを打ち、同じ場所に体重がかかり続けないようにしています。ところが疲れが強い日や、寝具が体に合っていない日は寝返りが減り、首や腰、背中の一部分に負担が集まったまま朝を迎えます。長く寝たぶん、その時間も長くなります。
週末に家でじっとしている時間が長いことも関係します。平日は通勤や仕事で最低限は歩いているのに、休みの日はソファと布団を行き来するだけ。動かない時間が続くと筋肉は固まりやすく、固まった体は月曜の朝に動き出すときに重く感じます。
つまり、休んだ量が足りないというより、休み方が体に合っていないことが多いのです。寝る時間を増やすより、起きる時間をそろえる、日中に少し体を動かす、寝ているあいだの姿勢を楽にする。この三つから見直してみてください。
月曜を軽くするための、週末の過ごし方
週末の起床時間は、平日とあまり離さないようにします。眠い日は、朝は平日に近い時間に一度起きてカーテンを開け、足りない分は昼過ぎまでに短い昼寝で補うほうが、夜の寝つきを崩しにくくなります。
日曜の午前中に、少し外を歩く時間を作るのもおすすめです。朝の光を浴びると体内時計が整いやすく、歩くことで座りっぱなしや寝っぱなしで固まった腰まわりや背中も動きます。長い距離でなくて構いません。
日曜の夜は、翌朝に備えて早く布団に入ろうと焦らなくて大丈夫です。寝る前の一時間はスマホやパソコンから離れ、ぬるめのお風呂で体を温めておくと、自然に眠くなるのを待ちやすくなります。
寝具と寝姿勢を見直すポイント
朝起きたときに首が痛い、肩がこっているなら、枕の高さを確かめてみてください。あおむけで寝たとき、あごが上がりすぎず、引きすぎず、呼吸が楽にできる高さが目安です。タオルを重ねて高さを微調整すると、自分に合う高さを探しやすくなります。
朝に腰が重い場合は、マットレスや布団が沈み込みすぎていないかを見ます。お尻の部分だけが深く沈むと、寝ているあいだ腰が反ったり丸まったりしたままになります。反対に硬すぎて体が当たる場所が痛い場合も、寝返りのたびに目が覚めて眠りが浅くなることがあります。
休み方を変えても疲れが何週間も抜けない、体重が急に減った、微熱や息切れが続く、気分の落ち込みで何もする気が起きない。こうした状態があるときは、姿勢や生活習慣の問題と決めつけず、まず内科などの医療機関で相談してください。