こめかみを押さえて資料を開く方へ|一宮
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
会議のあと、こめかみを押さえながら次の資料を開く。午後になると頭が重く、考えがまとまらない方へ。首と肩の緊張が頭の重さにつながる流れと、デスクでできる工夫をまとめました。
朝は平気なのに、昼を過ぎたあたりから頭が重くなる。こめかみや後頭部が締めつけられる感じで、痛いというより考えがまとまらない。夕方には画面の文字を追うのもおっくうになる。デスクワークの方からよく聞く出方です。
画面を見ているあいだ、頭は少しずつ前に出ていきます。頭は重いので、前に出たぶんを首の後ろと肩の筋肉が引っぱって支え続けることになる。午前中から同じ姿勢が続けば、昼過ぎには首から後頭部にかけて張りがたまっています。
会議や締め切りの前は、無意識に奥歯をかみしめていることもあります。かみしめるとこめかみのあたりの筋肉が固くなるので、思わずこめかみを押さえたくなる感覚とつながりやすい。肩をすくめたまま資料を読む、呼吸が浅くなる、というのも同じ時間帯に重なりがちです。
この種の頭の重さは、時間とともにじわじわ積み上がるのが特徴です。朝いちばんが一番つらい、突然強く来る、というタイプとは出方が違います。自分の頭痛がどちらに近いかを知っておくと、どこに相談すればいいかの判断材料になります。
薬で抑えて一日をやり過ごすのも、ひとつの方法です。ただ、飲む回数がだんだん増えてきた、効きが悪くなってきたと感じるなら、一度医師か薬剤師に相談してください。
午後に入る前にやっておくこと
昼休みが終わって席に戻ったら、まずモニターの高さを見てください。画面の上の端が目の高さか、少し下にあるのが目安です。ノートパソコンを机にそのまま置いていると、画面を見るたびに頭が下がります。台や本を重ねて高さを出すだけでも、首の仕事は減ります。
1時間に一度、座ったまま両肩を耳に近づけるように持ち上げて、ストンと落とします。数回繰り返したら、あごを軽く引いて首の後ろを伸ばす。会議の合間の数十秒でできます。
奥歯が当たっていないかも、ときどき確かめてください。唇は閉じて、上下の歯は離れているのが力の抜けた状態です。付箋に「歯」と一文字書いて、モニターの端に貼っておくやり方もあります。
整体より先に病院を考えたほうがいい頭痛
突然の激しい頭痛。ろれつが回らない、片側の手足に力が入りにくい、意識がぼんやりする。熱を伴う、日を追って悪化している。こうした頭痛は首や肩のこりとは別の原因が隠れていることがあるので、すぐに医療機関を受診してください。
吐き気を伴う、光がまぶしくてつらい、といった頭痛も、医療機関での診断が役に立つことがあります。頭痛外来などで一度相談しておくと、自分の頭痛の種類が分かって対処を選びやすくなります。
首や肩の張りと一緒にじわじわ重くなり、病院では異常がないと言われている。そういう方が、姿勢や首まわりの状態を見直す段階です。