酷暑の抱っこ紐、腰と肩の悲鳴|一宮

公開日: / カテゴリ: おすすめメニュー

著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)

真夏に抱っこ紐で出かけると、腰と肩がじわじわつらくなる産後のお母さんへ。抱っこ紐の位置で負担がどう変わるのかと、暑い日の出かけ方の工夫をまとめました。

抱っこ紐は、子どもの重さを肩と腰に分けて持つ道具です。分け方がずれていると、どちらか片方に重さが寄ります。真夏に腰と肩が同時につらくなる方は、まず紐の位置を見直してみてください。

確かめるのは子どもの高さです。抱っこした状態であごを引いたとき、子どもの頭に口が届くくらいが目安とされています。それより低いと、重さが体から離れて下に引っぱられ、腰が反ります。

腰ベルトは、骨盤の上にしっかり乗る位置で締めます。ゆるいと、腰で受けるはずの重さがすべて肩に回ります。夏は汗で蒸れるので、ついゆるめに着けたくなるところです。

背中のバックルは、肩甲骨の間あたり。首に近すぎると肩ひもが首の付け根に食い込み、肩こりのもとになります。

薄着になる夏は、冬に合わせた紐の長さのままだと全体がゆるくなっています。季節が変わったら、一度締め直してください。

暑さそのものも体にこたえます。汗をかいたまま冷房の効いた店に入ると、体は急に冷えて筋肉がこわばります。子どもと密着しているお腹側は暑く、背中は冷える。体の前と後ろで温度が違う状態が、買い物の間ずっと続きます。

産後の骨盤まわりは、支える力がまだ戻る途中です。そこへ紐のずれと暑さが重なると、負担は腰と肩へ集まりやすくなります。

暑い日の出かけ方の工夫

買い物は、カートに子どもを乗せられる店を選ぶと、抱っこの時間そのものを減らせます。駐車場から売り場までだけ抱っこ、中ではカート。それだけで腰が働く時間はだいぶ短くなります。

保冷剤を入れられる抱っこ紐用のシートは、子どもの暑さ対策になります。お母さんの側は、背中に汗取りのタオルを一枚入れておき、店に入る前に抜くと冷えにくいです。

荷物は片方の肩にかけるバッグより、リュックのほうが左右の片寄りが出ません。抱っこ紐と重ねて背負いにくいときは、ベビーカーに荷物を預けて、抱っこと押すのを交互に。

帰ってから確かめること

抱っこ紐を外したら、鏡の前で肩の高さを見てください。片方だけ上がっていたら、紐の左右の長さが違っているか、いつも同じ側に体を傾けています。

胸の前も触ってみます。鎖骨の下あたりを押して痛い方は、抱っこと授乳で胸が閉じたままになっています。両手を腰の後ろで組んで、胸を開く動きをゆっくり数回。

腰の痛みが日に日に強くなる、足がしびれる、というときは整形外科へ。産後は1ヶ月から整体を受けていただけます。お子さんと同じ個室で受けられるので、預け先がなくても大丈夫です。

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