足裏の感覚が鈍ると肩こりになる理由

公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS

著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)

足元と肩こりがつながる話について、足の裏から届く情報が減ると体が固める方を選ぶしくみと、裸足で立って確かめる方法をまとめました。

「足と肩こりって関係あるの?」と思われるかもしれませんが、これが深いところでつながっているんです。

足の裏は、地面からの情報を脳に送り続けている唯一の接地部分です。歩くたびに「床がここにある」「体重はこっちにかかっている」という情報が足の裏から脳へ伝わっています。

この感覚が鈍くなると、脳は「足元が不安定かもしれない」と判断して、体幹や肩まわりの筋肉に「もっとしっかり固めていなさい」という命令を出します。つまり足の裏の感覚が弱くなるほど、肩まわりを含む体全体の筋肉が必要以上に緊張しやすくなるんですよね。

靴の中敷きが古くなっている方、足の裏がいつもぺたんとした感じでかかとに体重が乗りがちな方は、このパターンが起きやすいです。

「肩こりなのに、なんで足の話?」と思うかもしれませんが、体はすべてつながっています。足元から全身を整えることで、肩への余計な緊張が抜けていくことがあります。

靴底の減り方に偏りがある方、足首がいつも固い感じがする方、ぜひ一度ご相談ください。

足元と肩がつながっているなんて意外に思うかもしれませんが、体を診ていると、そのつながりを実感する場面がとても多いんです。

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足の裏の情報が減ると、体は固めるほうを選ぶ

立っているあいだ、体は絶えず小さく揺れています。その揺れを感じ取って立て直す材料のひとつが、足の裏から届く情報です。どこに体重が乗っているか、床は硬いか。この情報が少なくなると、体は転ばないことを優先して、あちこちを固めて揺れないようにすることがあります。

固める場所は足元だけではありません。体幹から肩、首まわりまで含めて緊張が上がります。肩こりの相談で来られた方の足元を見ると、足の指が床についていない、外側だけで立っている、ということがあります。

裸足で立って、床の当たり方を感じてみる

家の中で靴下を脱いで、まっすぐ立ってみてください。目を閉じて、足の裏のどこに体重が乗っているかを探します。親指のつけ根、小指のつけ根、かかと。三か所に散らばっているか、どこかに偏っているか。左右でも比べてみてください。

次に、足の指を軽く広げて床につけます。指が浮いたまま立っている方は多いです。床をつかむ必要はなく、そっと触れている程度で十分。この状態で一分立つだけでも、床の感じ方が変わることがあります。

靴も見ておきたいところです。中敷きがへたっている、サイズが大きくて中で足が泳ぐ。足が靴の中で動くと、床からの情報はぼやけます。

足の裏のしびれ、感覚が鈍い状態が続く、冷たさや痛みを伴う。こうした場合は感覚そのものに理由があることがあるので、内科や整形外科で相談してください。

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