揉んでも戻る肩こりに内臓が関係する話
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
揉んでもらった翌日には、また同じところが硬い。その繰り返しを整理するために、戻るまでの時間を記録する方法と、体の内側と一緒に見る視点を書きました。
「揉んでもらうとその場は楽になるのに、翌日にはまた同じところが硬くなっている」
これ、単純に肩こりがひどいわけじゃなくて、別のところに原因がある可能性があるんです。
何度揉んでもすぐ戻るタイプの筋肉の硬さには、内臓の不調を通じた自律神経の影響が関係していることがあります。内臓から神経を通じて特定の筋肉に「緊張してください」という信号がずっと送られている状態だと、表面をほぐしてもまたすぐ戻ってしまうんですよね。
こういったタイプの肩こりは、背中の一部だけが特に硬く、指を弾き返すような硬さになっていることが多いです。周りは比較的やわらかいのに、そこだけガチガチ、という感じ。
頭痛がセットで出ている方はさらに要注意。首・肩の緊張から頭痛が出るだけでなく、自律神経の乱れそのものが頭の重さや痛みにつながることもあるからです。
「揉んでも戻る」が続いている方、一度原因を探り直してみてほしいんです。
戻る原因が変わらないかぎり、いくら表面をほぐしても同じことの繰り返しになってしまいます。
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愛知県一宮市大和町、はかぜ整体院です
戻るまでの時間で、こりの性質を分ける
施術やマッサージのあと、どのくらいで元に戻るか。この時間を覚えておくと、自分のこりの性質が見えてきます。
その場は楽なのに翌日には元どおり。これは表面の張りが取れても、張らせている理由のほうが残っている場合に起こりやすい形です。二、三日もつ、一週間もつ、と間隔が伸びてきているなら、負担のかかり方そのものが変わってきているのかもしれません。押されているあいだも硬いまま変化しないという場合は、筋肉の張り以外の理由を考えたほうがいいこともあります。
メモに残すのは、受けた日付と、楽だった日数だけで十分です。三回分もたまれば、自分がどの型に近いかは見えてきます。
体の内側の調子と、並べて見る
肩こりを肩だけの問題として見ないほうがいいのは、体の内側の状態が筋肉の緊張として出てくることがあるからです。眠りが浅い時期、食事の時間が乱れている時期、胃腸の調子が悪い時期に決まって同じ場所が硬くなる。そういう重なりがあるなら、施術の間隔を詰めるより、生活のほうを見たほうが早いことがあります。
見るのは三つで足ります。眠れているか、食べられているか、お通じはどうか。肩こりの相談でこれを聞かれると意外に思われますが、戻りの早いこりほど、この辺りと連動していることがあります。
食後に決まって背中が痛む、夜中に痛みで目が覚める、体重が落ちてきた、痛みが数週間ずっと強くなっている。こうした場合は内臓の不調が背中や肩の痛みとして出ていることがあるので、内科で診てもらってください。