顎の食いしばりが肩こりを呼ぶ仕組みです
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
肩をほぐしても変わらないこりの裏に、日中の食いしばりが隠れていることがあります。自分では気づきにくい噛みしめを見つける方法と、歯科や口腔外科に先に行きたいサインを書きました。
「気づいたら奥歯をぐっと噛みしめている」
ストレスがかかる場面で、これをやってしまう方、特に女性に多いことがわかっています。
顎関節症は20~40代の女性に多く発症する症状で、ストレスや緊張状態のときに歯ぎしり・食いしばりが増える傾向が女性に強いと言われています。
さらにデスクワークやスマホの長時間使用で頭が前に出る姿勢が続くと、顎関節への負担がさらに高まっていきます。
顎まわりの緊張は、首・肩の筋肉ともつながっています。
食いしばりが続くと、その緊張が首から肩へと伝わって、慢性的な肩こりの一因になることがあるんですよね。
「肩こりがひどいのに、肩だけほぐしてもなかなか変わらない」という方、もしかすると顎の緊張が関係しているかもしれません。
整体では肩・首だけでなく、顎まわりの緊張も含めて全体のバランスを見ていきます。
「気づいたら歯を食いしばっている」という方、一度体全体を見てもらってください。
顎、首、肩はひとつながりです。どこか一箇所だけ整えても、また他の部分に負担が戻ってきてしまいます。
サロン情報ページで施術内容をご確認ください。初回4,980円でご案内しています。
愛知県一宮市大和町、はかぜ整体院です
噛む筋肉は、首の前と横に仕事を回す
奥歯を噛みしめると、こめかみとエラのあたりの筋肉が固くなります。触ってみると分かるくらいの変化です。このとき、口を閉じた状態を保とうとして、あごの下や首の前の筋肉も一緒に働いています。
あごの位置がずれないように頭を安定させるのは、首の後ろと肩の上の筋肉の役目です。噛みしめている時間が長いほど、首から肩にかけての筋肉も休めない。頭が前に出た姿勢だとあごは後ろに引かれやすく、その分だけ噛む筋肉の負担も増えます。
集中しているとき、画面に向かっているとき、力仕事の最中。噛みしめは本人がいちばん気づいていない時間に起きています。
昼間の噛みしめを見つける、目印のつけ方
パソコンの画面の端、スマホケース、冷蔵庫の扉。一日に何度も目に入る場所に、小さな丸いシールを貼ります。目に入ったら、上下の歯が触れていないかだけ確かめる。唇は閉じて、歯は離れている。これがあごの休んでいる形です。
三日ほど続けると、どの場面で歯が当たっているかの傾向が見えてきます。運転中、メールを打っているとき、子どもを叱ったあと。場面が分かれば、その前に肩を一度すくめてストンと落とすなど、ほどくきっかけを決めておけます。
朝起きたときにあごがだるい、歯がしみる、家族に歯ぎしりを指摘されたことがある。寝ている間の噛みしめは自分では止められないので、歯科で相談してみてください。口が指二本分も開かない、あごを動かすと強く痛む、急にかみ合わせが変わった気がする。こういう場合は、歯科か口腔外科での確認が先です。