ホットフラッシュの日に肩こりが悪化する話
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
ほてりが来た日は、肩まで重い。更年期のその感覚には、汗をかいたあとの冷えも重なっています。一日の中で肩が固まりやすい時間と、服と汗の扱い方、婦人科と整体の使い分けをまとめました。
「急に暑くなって汗が出る日は、なぜか肩こりもひどい気がする」
更年期世代の方からよく聞く感覚なんですが、これ、ちゃんとつながりがあるんです。
ホットフラッシュが起きるとき、体の中では交感神経が一気に活発になっています。
交感神経が優位になると、血管が収縮して筋肉の緊張が高まりやすくなる。
つまりホットフラッシュの瞬間、体は知らず知らずのうちに「肩がぎゅっと固まりやすい状態」になっているんですよね。
「最近、汗の出方が変わってきたのと同時に肩こりもひどくなった」という方、これは偶然ではなく、ホルモンバランスの変化が背景にあることが多いんです。
更年期の症状って、ホットフラッシュや発汗ばかりが注目されますが、肩こりや腰痛の悪化も自律神経を介してちゃんとつながっています。
「年齢のせいだから仕方ない」と諦めてしまう前に、体の緊張の方を整えてみてください。
自律神経の乱れそのものは難しくても、筋肉の緊張は整体でケアしていくことができます。
体の緊張がほぐれるだけで、ホットフラッシュの不快感そのものが少し和らいだと感じる方もいます。
サロン情報ページに口コミや施術内容をまとめています。初回4,980円でご案内しています。
愛知県一宮市大和町、はかぜ整体院です
ほてりの後にくる、冷えのほうが肩を固める
ほてりは数分で引いていくことが多い一方で、そのあいだにかいた汗は残ります。首すじや背中の汗が乾くとき、体の熱が一気に奪われる。すると体は熱を逃がすまいとして肩をすくめ、背中を丸めます。
一日に何度もほてりがある人は、この熱くなって冷える流れを同じ回数くり返していることになります。冷房の効いた職場やスーパーの売り場なら、冷え方はさらに大きい。肩が重い日がほてりの多い日と重なるのは、自律神経の揺れに加えて、この温度の上下が首と肩に響いているからとも考えられます。
服と汗の扱い方を変えて、肩の負担を減らす
いちばん手軽なのは、前開きの羽織りものを一枚持つことです。ほてりが来たら脱ぎ、引いたらすぐ着る。頭からかぶる服だと、脱ぎ着のたびに腕を上げて肩を使うので、それだけで疲れます。
汗は、乾くのを待たずに拭き取ります。首の後ろと肩甲骨のあいだが特に冷えやすいので、薄いハンカチを襟元に入れておくのもひとつの方法です。寝るときは汗を吸う素材の寝間着にして、枕元に着替えを置いておくと、夜中に濡れたまま寝直さずに済みます。
ほてりや発汗そのもの、眠れない、気分の落ち込みが強いといった症状は、婦人科で相談できる領域です。整体でみるのは、首や背中のこわばりと姿勢の側。役割が違うので、並行して使えます。動悸や息切れがひどい、生理が終わったはずなのに出血がある。こういう場合は更年期のせいと決めずに、早めに受診してください。