仕事のストレスが肩を固める仕組みです
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
仕事のことを考えるだけで肩が固まるのは、体がストレスに身構えている反応です。その身構えがなぜ肩に出るのかと、仕事中に肩が上がっていないかを確かめる方法をまとめました。
「仕事のことを考えると、肩がぎゅっと固くなる気がする」
これ、思い込みじゃなくて、ちゃんとした体の反応なんです。
仕事の不安やストレスを感じると、交感神経が活発になります。
交感神経が優位な状態だと、肩や背中の筋肉がぐっと緊張しやすくなる。
ストレスを感じている時間が長いほど、肩こりが慢性化していくんですよね。
「休みの日はそんなに肩が凝らないのに、仕事の日だけひどい」という方、心当たりありませんか。
それは気持ちの問題じゃなくて、ストレスが筋肉の緊張として体に出ているサインです。
ストレスそのものをすぐになくすことは難しいですが、体の緊張の方は整体で変えていくことができます。
緊張がほどけてくると、ストレスを感じても以前より体が固まりにくくなることがあります。
「仕事のストレスで肩がパンパン」という方、体からアプローチする方法もあります。
気持ちを切り替えるのが難しい時期でも、体の緊張だけは先に手放しておくことができます。
肩が軽くなると、不思議と気持ちまで少し軽くなることもあるんですよね。
身構えるとき、人は肩をすくめる
大きな音にびくっとしたとき、肩はとっさに耳のほうへ上がります。首を守るための反射です。仕事のストレスは、この小さな「びくっ」を一日に何十回も起こしています。
急な電話、催促のメール、上司に呼ばれる声。そのたびに肩が少し上がり、下がりきる前に次が来る。夕方になる頃には、肩はずっとすくめた位置のまま固まっています。休みの日に楽なのは、この「びくっ」が起きる回数が少ないからとも考えられます。
休日でも同じように凝る方は、ストレスに加えて、座り方や画面の位置といった姿勢の影響も重なっていることがあります。
仕事中に一回だけ、肩の高さを確かめる
昼休みの前など、時間を決めてやってみてください。両肩を思いきり耳に近づけて三秒止め、息を吐きながらストンと落とします。落とした位置が、やる前より下がったと感じたら、それだけ知らないうちに肩が上がっていたということです。
あわせて、奥歯を確かめます。気を張っているとき、人は歯を食いしばりやすく、あごの力みは首から肩へ伝わります。
メールを開く前、電話に出る前に、ひと呼吸だけ吐く。ストレスは減らせなくても、肩が上がる回数は減らせます。