頭痛薬を持ち歩かなくなった話をします
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
デスクワークの頭痛で、なぜ頭ではなく姿勢の話になるのか。首と頭の感覚がつながっているしくみと、机の上で見直したい三つの位置をまとめました。
「毎日のデスクワークで酷い肩こりと頭痛に悩んでいました」
40代、事務職の方からいただいた言葉です。
最初に体をチェックしたとき、痛い場所だけじゃなくて姿勢の悪さを指摘させてもらいました。
本人も「たしかに」と納得してくれたんです。
それから数回通ってくれて、あんなに辛かった頭痛がなくなりました。
今では薬も飲んでいないそうです。
デスクワークの頭痛って、痛い場所(頭)だけを見ていても変わらないことが多いんですよね。
原因は姿勢にあって、座り方や画面の見方の積み重ねが、首・肩の緊張を経由して頭痛として出てきます。
「痛いのはここなのに、なんで姿勢の話をされるんだろう」と最初は不思議に思う方も多いです。
でも実際に体のバランスが整っていくと、頭痛そのものが出にくくなっていく。
毎日カバンに頭痛薬を入れておくのが当たり前になっている方、それは変えられる「当たり前」です。
整体師として10年間の施術経験の中で、こうした「薬が手放せない」という方を何人も見てきました。
原因を見極めて整えていけば、薬に頼らない毎日に変わっていきます。
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愛知県一宮市大和町、
首のこわばりが、頭の痛みとして感じられるわけ
首の上のほうから出る神経と、頭や顔の感覚を伝える神経は、脳に入る手前で同じ中継地点を通ります。そのため、首の付け根の筋肉が長く緊張していると、脳はその信号を「頭が痛い」と受け取ることがあります。
痛む場所と原因になっている場所がずれる。これが、頭痛なのに首や姿勢を見る理由です。後頭部からこめかみにかけて重くなる、夕方になるほどひどくなる。そんな頭痛は、首からの影響を受けている可能性があります。
机の上で見直したい、三つの位置
ひとつめは画面の高さ。画面の上の端が、目の高さか少し下に来るようにします。ノートパソコンを机に直接置くと画面が低くなり、頭が前に落ちやすくなります。台や本を下に敷いて高さを足してください。
ふたつめはキーボードの位置。肘を軽く曲げたとき、手が自然に届く距離に置きます。遠いと腕を前に伸ばしたままになり、肩が前に引き出されます。
みっつめは座り方。椅子に深く座り、背もたれに腰を預けます。浅く腰かけて背中を丸めると、その分だけ首が前に出ます。
頭痛薬を毎日のように飲んでいる場合、自分の判断で急にやめるのではなく、医師や薬剤師に相談しながら減らしていってください。