うつ伏せ寝が腰痛を作っているかもしれません
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
うつ伏せが一番眠れる、でも朝は腰と首が重い。すぐに寝方を変えられない方に向けて、うつ伏せが楽に感じる理由と、少しずつ移っていく寝方をまとめました。
「うつ伏せで寝るのが一番楽」「横向きや仰向けだと寝つけない」
こういう方、実はすごく多いんですが、うつ伏せ寝は腰にとって一番負担の大きい姿勢なんですよね。
うつ伏せで寝ると、腰の骨(腰椎)が反った状態で何時間もキープされます。
腰椎が過剰に反ると、椎間板や後ろ側の関節に圧がかかり続けて、腰まわりの筋肉はずっと緊張したまま。
さらに首を左右どちらかに向けないといけないので、首の骨も長時間ねじれた状態になります。
「寝ているのに疲れが取れない」「朝から首と腰が重い」という方の中に、うつ伏せ寝が原因になっているケースはとても多いです。
「じゃあ仰向けに変えればいい?」というと、骨盤のバランスや腰のカーブの状態によっては、仰向けが逆に腰に浮きが出てつらく感じる方もいます。
「どの姿勢でも腰が落ち着かない」という方は、体のバランス自体を整えることが先になります。
整体で骨盤のゆがみを整えると、「仰向けで寝られるようになってきた」「朝の腰の重さが減ってきた」という変化につながることがあります。
「寝姿勢から腰痛を変えたい」という方に、ぜひ一度来ていただきたいです。
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うつ伏せが楽に感じるのには、理由がある
仰向けだと寝つけない人の中には、仰向けになると腰が浮いて落ち着かない、胸やお腹の前側が突っ張る感じがする、という人がいます。うつ伏せなら、その前側の突っ張りを気にしなくて済む。体が楽なほうを選んでいるわけです。
お腹に何かを抱えている安心感も、うつ伏せを選ぶ理由として挙がります。気持ちが張りつめている時期ほど、うつ伏せでないと眠れないという人もいます。
好みの寝方を無理にやめようとすると、今度は眠れなくなります。寝不足は腰にも首にも良くないので、いきなり変えるより、うつ伏せに近い形から段階を踏むほうが現実的です。
うつ伏せから、少しずつ移っていく寝方
最初の一歩は、半分うつ伏せの横向きです。横向きに寝て、上になった側の膝を曲げて前に出し、抱き枕か丸めた掛け布団を抱えます。胸とお腹が抱き枕に支えられるので、うつ伏せに近い安心感が残ります。
このとき、下になった腕を体の下に敷き込まないようにしてください。腕がしびれて目が覚める原因になります。首は枕の上でねじらず、顔が斜め下を向くくらいで止めます。
どうしてもうつ伏せで寝る日は、お腹から腰骨の下あたりに薄いクッションを入れると、腰の反りが少しおさまります。枕はなしか、ごく薄いものにして、首が反り返らないようにします。顔を向ける方向を毎晩入れ替えるのも、首の片側だけに負担を寄せない工夫です。
朝起きたときに首が回らないほど痛む日が続く、腕にしびれが残る、腰の痛みが脚まで広がる。こうした場合は寝方の工夫だけで様子を見ず、整形外科で確認してください。