胸だけで呼吸してると肩こりになる理由
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
深呼吸をしても胸だけがふくらんで、肩が上がる。その呼吸の浅さは、座り方でも変わります。椅子の上で試せる比べ方と、デスクワークの合間に背中側へ息を入れる方法をまとめました。
愛知県一宮市大和町、はかぜ整体院です!
「呼吸が浅い気がする」「深呼吸しようとしても、なんか胸だけで吸っている感じ」
これ、肩こりとつながっているかもしれないんですよね。
本来、息を吸うとき主役になるのは横隔膜という、お腹にある大きな筋肉です。
ところが猫背やスマホ姿勢で胸まわりが固まってくると、横隔膜がうまく動けなくなって、代わりに首まわりの筋肉が「胸で呼吸しようとして」過剰に働き始めます。
呼吸するたびに首・肩の筋肉が余計に使われるわけで、これが積み重なると慢性的な肩こりと頭痛の原因になっていくんですよね。
以前、「デスクワーク中に呼吸が浅く、肩が重い。寝ても疲れが取れない」という方が来院されました。
首・肩まわりと姿勢を整えていったら、「呼吸が下まで入る感覚が出てきた」とおっしゃって、その後頭痛が出る回数もずいぶん減ったと言ってもらえたんです。
「肩こりと呼吸なんて関係あるの?」と思うかもしれませんが、体はつながっているので、呼吸の質が変わると肩こりも変わることがあります。
「深呼吸してもなんか楽にならない」「肩こりと一緒に息苦しさを感じる」という方、ぜひ一度相談してみてください。サロン情報ページに施術内容や口コミをまとめています。初回4,980円でご案内しています。
座り方ひとつで、息の入る量は変わる
椅子に浅く腰かけ、背中を丸めて、みぞおちをつぶすように座ってみてください。その姿勢のまま、ゆっくり大きく息を吸います。次に、お尻の下の骨で座面を押すようにして骨盤を立て、頭を上に伸ばしてから、同じように吸ってみる。
多くの人は、二回目のほうが楽に、深く入ったと感じるはずです。丸まった姿勢では、お腹の中身が横隔膜の下から押し上げられ、横隔膜が下がる余地が小さくなります。足りない分を首と肩で胸を持ち上げて補うので、呼吸のたびに肩が働く。
パソコンに向かって丸まっている時間が長い人は、一日の大半を一回目の姿勢で呼吸していることになります。呼吸を練習する前に、呼吸しやすい座り方に戻すほうが先です。
背中の側に息を入れてみる
胸の前ばかりをふくらませる癖がある人は、背中側に息を入れる感覚をつかむと、肩の力みが抜けやすくなります。
椅子に座ったまま、両膝を少し開いて上半身を前に倒し、腕を太ももの上に預けます。背中を丸めた状態で、鼻からゆっくり吸い、肩甲骨のあいだや腰の上がふくらむ感覚を探してください。前側がつぶれているので、息は自然と背中側へ回ります。五回ほど呼吸したら、ゆっくり体を起こします。
会議の前や、午後の作業に入る前などに一度。立ちくらみがしやすい人は、起き上がるときに急がないようにしてください。
息苦しさが日に日に強くなる、咳やゼーゼーという音が続く、胸が締めつけられるように痛む。こうした場合は姿勢や肩こりの話ではない可能性があるので、医療機関で先に診てもらってください。