デスクワークやスマホ操作をで気をつける事まとめ
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
座り方、スマホの持ち方、立ち方。肩こりを防ぐ姿勢のポイントをまとめた記事です。ここでは、わかっていても良い姿勢が続かない理由と、坐骨で座る感覚を自分でつかむ方法を足しました。
肩こりを根本から解消するには、重たい頭を骨格で正しく支える姿勢を身につけることが不可欠です。
「座り姿勢のルール」
デスクワーク中は、骨盤が後ろに倒れて背中が丸まりがちです。
椅子に深く腰掛け、お尻の骨である坐骨で座面に垂直に立つように座るのが秘訣です。
足の裏全体を床につけ、膝の角度を90度に保つことで、土台が安定し、肩の余計な力が抜けます。
「スマートフォンの操作」
スマホを扱うときは、画面を目線の高さまで上げることが最大の予防策です。
視線が下がると首が曲がり、頭の重さが筋肉に過度な負担をかけます。
脇を締め、反対の手でスマホを持つ腕を支えるようにすると、首や肩の緊張を最小限に抑えられます。
「立ち姿勢のチェック」
立っているときは、横から見て耳の穴と肩の先端が垂直な一直線上にある状態を意識しましょう。壁に背中をつけて立ち、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの4点が自然につくのが理想です。
このラインを整えるだけで胸が開き、全身の血流が改善します。
「こまめなリセット習慣」
良い姿勢を維持していても、筋肉は動かさないと固まってしまいます。
30分に一度は両方の肩甲骨を中央に寄せて、胸を大きく開く動作を行いましょう。
定期的なリセット運動が、肩こりになりにくい柔軟な体を維持するための鍵となります。
「まとめ」
重さを正しく逃がす姿勢と小まめな運動を組み合わせれば、肩こりは確実に防げます。
座るときは骨盤を立て、スマホは高く掲げ、立ち姿では耳と肩のラインを意識してください。
日々のわずかな心がけが、痛みのない軽やかな毎日を作ります。
「坐骨で座る」がわからない人のための確かめ方
椅子に座り、両手のひらを上に向けてお尻の下へ差し込みます。手のひらに、ごりっと当たる骨が左右にひとつずつ。それが坐骨です。
そのまま、わざと背中を丸めてみてください。骨は手のひらから前へ逃げ、尾てい骨のほうで座る形になります。今度は腰を反らせすぎると、骨は後ろへ逃げます。その中間に、骨が手のひらへまっすぐ刺さる位置がある。そこが、骨盤が立った場所です。
手を抜いても同じ位置を保てるか、三十秒だけ試します。すぐに崩れるなら、座面が高すぎるか低すぎるのかもしれません。足の裏が床にべったり着き、膝がお尻と同じかわずかに低い高さへ。合わなければ、足元に台を置くか、お尻の後ろ半分に畳んだタオルを敷いてみてください。
良い姿勢が続かないのは、意志の弱さではない
背すじを伸ばそうと力を入れる姿勢は、数分で疲れます。筋肉で形を作っているからです。骨の上に重さが乗っている姿勢は、力をほとんど使いません。続かない方は、がんばり方ではなく、乗せる場所を探すほうが近道です。
もうひとつ。どんなに整った姿勢でも、同じ形のまま止まっていれば固まります。正しい一つの姿勢を守るより、こまめに形を変える。席を立つ、足を組み替える、伸びをする。落ち着きがないくらいのほうが、肩は楽でいられます。
椅子や机を整えても肩が上がったまま下りない、胸を開こうとすると詰まる。そこまで来ていたら、体の側が固まっているのかもしれません。