朝から肩が重い、それは肩甲骨のサインかもしれません
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
朝起きた時点で肩が重く、深呼吸すると胸がつかえる。この組み合わせは、肩甲骨が外に開いた巻き肩で起きやすいものです。自分の息の入り方から巻き肩を確かめる方法と、朝の一分でできることをまとめました。
「朝起きたときから肩が重い」「深呼吸しようとすると、胸がつかえる感じがする」
このふたつが重なっている方、整体院で意外と多くいらっしゃいます。
長時間のデスクワークやスマホの前傾姿勢が続くと、胸まわりの筋肉が縮んで肩甲骨が外に開いた「巻き肩」になります。
この状態では肺が広がるスペースが狭くなるので、呼吸が自然と浅くなりやすいんですよね。そして呼吸が浅くなると、肩まわりの筋肉を使って「胸で呼吸」しようとするので、肩の緊張がさらに高まる――という悪循環が起きやすいんです。
来院される方の中に、「肩こりと呼吸の浅さを同時に抱えている」という方がいて、肩甲骨まわりと姿勢を整えていったら、「呼吸が楽になった」「朝の重だるさが減った」とおっしゃっていただけることがよくあります。
なんとなく疲れが抜けない、眠りが浅い、という方も同じ状態になっていることがあります。
肩だけほぐして終わり、ではなくて、「なぜそこが固まったか」まで見てもらえる整体を、一度試してみてほしいんですよね。
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息の入り方で、巻き肩を確かめる
椅子に座って、両手を肋骨の横に当てます。親指が背中側、ほかの指が前側。そのまま鼻から息を吸ったとき、手が横に押し広げられるか見てください。横に広がらず、肩だけが上に上がるなら、胸で息をしている状態です。
もうひとつ、鎖骨の動きです。鏡の前で息を吸ったとき、鎖骨が大きく持ち上がるなら、首と肩の筋肉を使って息を吸っています。呼吸は一日に二万回近く繰り返されるので、この吸い方だと肩は休む暇がありません。
巻き肩の人は、寝ている間もこの呼吸が続いています。朝の肩の重さは、夜のうちに肩が働き続けた結果として出ることがあります。
朝の一分と、枕の高さ
起きてすぐ、布団の上で仰向けのまま、両腕を横に広げて手のひらを天井に向けます。そのまま三回、ゆっくり息を吸って吐く。腕を広げると肩甲骨が内側に寄り、胸の前側が伸びます。
枕が高すぎると、頭が前に押し出され、肩が内に巻いた姿勢で一晩過ごすことになります。仰向けで寝たとき、顎が胸に近づいているなら高すぎます。タオルを一枚抜くだけで変わることがあります。
日中は、スマホを胸の高さまで持ち上げる。うつむく角度が浅くなるだけで、胸の前側が縮む時間が減ります。