肩こり放置するともったいない3つの理由と解決法

公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS

著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)

肩を揉んでもすぐ戻るのは、肩より下に理由があるのかもしれません。片足に体重をかける立ち方が肩の高さを変えていく仕組みと、体重計を使って左右の体重のかかり方を確かめる方法をまとめました。

肩がこったときに優しく揉むと気持ちいいですよね。
でも、しばらくするとまた元の重い肩に戻ってしまうことはありませんか。
それは、肩こりの本当の原因が、肩そのものにはないからかもしれません。
肩が痛いからといって肩だけをほぐしていても、根本的な解決にはならないことが多いのです。

「体はひとつの服のようにつながっています」
わたしたちの体は、頭の先から足の指先まで、全身がひとつなぎの服を着ているようにつながっています。
たとえば、服の裾をギュッと下へ引っ張ると、首元までピンと張って苦しくなりますよね。
体もそれとまったく同じです。
体のどこか別の場所が引っ張られているせいで、結果として肩が苦しくなっているということが、とてもよくあります。

「足元や骨盤のゆがみが肩を引っ張る原因に」
では、どこが肩を引っ張っているのでしょうか。
実は、体を支える土台である足首や、体の中心にある骨盤が原因になることが多いのです。
足元が少しでも傾いていると、体は倒れないようにバランスをとろうとして、無意識のうちに肩や首の筋肉をガチガチに固めてしまいます。
積み木の一番下がズレていると、上の積み木もグラグラして崩れそうになるのを必死に支えようとするのと同じですね。

「やさしい習慣で全身のバランスを整えよう」
だからこそ、肩こりを根本から良くするには、足首をゆっくり回したり普段の姿勢に気をつけたりして、全身のバランスを優しく整えてあげることが一番の近道です。
普段立っているときに片足に体重をかけていないか、座っているときに足を組んでいないか、少しだけ振り返ってみてくださいね。

体全体をいたわるやさしい習慣で、心も体もスッキリと軽い毎日を取り戻していきましょうね。

片足重心は、肩の高さまで変えていく

片方の脚に体重を乗せて立つと、反対側の骨盤が下がります。そのままでは体が傾いてしまうので、背骨は途中で逆向きに曲がって、頭をまっすぐに戻そうとします。その結果、左右の肩の高さがそろわなくなります。

下がった側の肩は腕の重さでさらに引き下げられ、上がった側の肩は首の付け根で持ち上げ続けることになります。いつも同じ側の肩ばかりこる、バッグがいつも同じ側からずり落ちる。そういう人は、立ち方の癖が肩に表れているのかもしれません。

足を組む癖も、骨盤を左右どちらかへ傾けます。組みやすい脚があるのは、すでに骨盤や股関節の動きに左右差ができているから。無理に反対の脚で組み直すより、組まずに座れる時間を少しずつ延ばすほうが、体には自然です。

体重計で、左右のかかり方を見る

体重計が2台あれば、並べて片足ずつ乗り、いつもどおり楽に立ってみてください。表示された数字の差が、普段の立ち方での左右のかかり方です。少しの差は誰にでもあります。毎回同じ側に大きく偏るなら、その脚で体を支える癖がついています。

次に、目を閉じて、左右が同じになったと感じるところまで体重を移してから目を開けます。自分では真ん中のつもりでも、数字はまだ偏っていることがあります。体の感覚そのものが、今の立ち方に慣れてしまっているということです。

1台しかないときは、同じくらいの高さの本や台をもう片方の足の下に置けば、片側の数字だけでも確かめられます。偏りに気づいたら、信号待ちや台所に立つときに、両足の裏へ同じくらい体重を乗せる時間を作ってみてください。

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