朝起きて首が回らない時の正解は?おすすめセルフケア

公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS

著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)

朝起きたら首が回らない。寝違えの応急処置は本文のとおりですが、なぜ朝に起きるのか、なぜ同じ人が繰り返すのかは別の話です。寝ている間に首で起きていることと、繰り返す人が見直したい寝具と前日の過ごし方をまとめました。

朝起きて首が回らない!そんな時は焦って無理に動かさないことが鉄則です。
この症状は一般的に寝違えと呼ばれ、不自然な姿勢で寝たことにより首の筋肉や関節に炎症が起きている状態です。
無理にストレッチをしたり強く揉んだりすると、炎症が悪化して完治が遅れる可能性があるため、まずは安静を保ちましょう。

「痛みの段階に合わせた応急処置」
対処のポイントは、痛みの変化に合わせることです。
発症直後で熱感や鋭い痛みがある場合は、氷嚢などで一時的に冷やして炎症を抑えます。
数日経って鋭い痛みが和らぎ、重だるい感じに変わってきたら、今度は温めて血行を良くし、筋肉の柔軟性を取り戻すのが正解です。

「首を触らずに緊張をほぐす方法」
首に直接触れるのが怖いときは、脇の下や肩甲骨周りを動かす方法が有効です。
首の筋肉は腕や肩周りの神経と密接につながっているため、脇の下を優しくほぐしたり、腕をゆっくり後ろに引いたりすることで、患部に負担をかけずに緊張を緩めることができます。
痛くない範囲で試してみましょう。

「病院受診を検討すべきサイン」
多くの場合は数日で軽快しますが、手足の痺れや高熱を伴う場合、あるいは数日経っても痛みが全く引かない場合は、単なる寝違えではない重大な病気が隠れている恐れがあります。
自分の感覚を過信せず、速やかに整形外科などの専門医を受診してください。

「まとめ」
首が回らなくなった時は、無理な刺激を避け、安静と適切な温度管理を心がけることが早期回復への近道です。
焦らず段階を踏んでケアを行い、違和感が続くときはプロの診断を仰ぎましょう。
正しい初期対応こそが、不快な痛みから一日も早く解放されるための秘訣です。

寝違えは、寝ている間だけの出来事ではない

寝ている間は、体温が下がり、血の流れが落ち、同じ姿勢が何時間も続きます。昼間なら無意識に動かして逃がしている首の負担が、夜は逃げ場を失います。

そこに前日の疲れが重なります。長時間のパソコン作業、重い荷物を片側で持った、冷房の風を首に受け続けた。前日の夜の時点で、首の筋肉はすでに縮んで固まりかけています。そこへ不自然な寝姿勢が加わると、朝、動かそうとした瞬間に筋肉がつるように固まり、痛みが走ります。

寝違えを繰り返す方は、「寝方が悪い」のではなく、寝る前の時点で首に余裕がなくなっていることが多いのです。

繰り返す人が見直す、三つのこと

枕の高さ。仰向けで寝たとき、顔が真上を向くか、顎が上がるか、胸に近づくか。真上を向く高さが合っています。横向きで寝る方は、首が肩の高さの分だけ持ち上がる枕が要るので、仰向け用より高めになります。

寝る前の首の状態。寝る直前まで、うつむいてスマホを見ていないか。十分だけでも、首の後ろを温めてから横になると、縮んだまま眠る時間が減ります。

寝室の温度と風向き。扇風機や冷房の風が首に当たり続けると、その側の筋肉だけが冷えて縮みます。風の向きを体から外すか、首にタオルを一枚巻くだけで違います。

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