育児疲れをリセット!ママも1分でできる肩こりケア
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
抱っこ紐を使っていても肩が痛い、1分のストレッチすら毎日は続かない。育児中のお母さんに向けて、抱っこ紐の位置を自分で確かめる手順と、肩こりと一緒に手首や親指が痛み出したときの考え方をまとめました。
育児に追われる毎日で、肩の重みや痛みを感じない日はないかもしれません。
抱っこや授乳といった前かがみの姿勢は、肩が内側に入る巻き肩の状態を作り出し、深刻な血行不良を招きます。
この慢性的なコリを解消するには、無理にまとまった時間を作るのではなく、日常の動作に小さな工夫を取り入れることが近道です。
「隙間時間でできる肩甲骨リセット」
赤ちゃんが寝ている間や家事の合間に、1分だけ肩甲骨を意識してみましょう。
背筋を伸ばし、左右の肩甲骨を中央に寄せるようにグッと引き寄せます。
そのまま5秒間キープし、一気に脱力してください。
これを数回繰り返すだけで、固まった筋肉が刺激され、滞っていた血流が改善されます。
肘で大きな円を描くように肩を回すのも、深い層のコリに効果的です。
「抱っこ紐の調整で負担を分散」
日常的に使う抱っこ紐の設定を見直すことも重要です。
装着位置が低いと、赤ちゃんの体重がすべて肩に集中してしまいます。
腰ベルトを骨盤より少し高い位置でしっかりと締め、赤ちゃんの頭がママの顎に届く高さで抱っこしてください。
重心を高く保ち、重さを肩と腰に分散させることで、筋肉への負担を劇的に減らすことができます。
「お風呂と心のケアでリラックス」
一日の終わりには、39度前後のぬるめのお湯に浸かって体を芯から温めましょう。
温熱効果は筋肉を緩めるだけでなく、自律神経を整えて睡眠の質を高めます。
また、肩こりは精神的な緊張からも起こります。
自分一人で完璧を目指そうとせず、深呼吸をする時間や、温かい飲み物を楽しむ数分間を大切にしてください。心が緩めば、体のこわばりも自然と解けていきます。
「まとめ」
ママの肩こり解消には、こまめなストレッチ、道具の正しい使用、そして何より自分を労わる心が欠かせません。
育児中の不調を放置せず、できることから少しずつケアを取り入れてみてください。
ママの体が軽くなり、笑顔で過ごせる時間が増えることは、家族にとっても一番の幸せに繋がります。
抱っこ紐の高さは、横向きの鏡で確かめる
説明書どおりに着けたつもりでも、毎日使ううちにベルトは少しずつゆるみます。赤ちゃんの位置が下がると、重さは体から離れた低いところにぶら下がる形になり、肩ベルトが前へ引っ張られ続けます。
確かめるときは、姿見に対して横向きに立ちます。見るのは二つ。少しうつむけば、赤ちゃんの頭のてっぺんに口が届くか。赤ちゃんのお腹と自分の体のあいだに、すき間ができていないか。頭が遠い、すき間がある、どちらかなら位置が低いか、ベルトがゆるんでいます。
締め直すときは、腰ベルトを先に決めてから肩ベルトを調整します。順番が逆だと、肩で吊る形のまま固定されやすいからです。締めたあとに肩をすくめて落としてみて、ベルトが首の付け根に食い込むなら、背中側の留め具の高さも見直してください。
肩だけでなく、手首や親指が痛み出したら
育児中は、肩と同時に手首や親指の付け根が痛くなる方も少なくありません。首のすわらない赤ちゃんの頭を支える。親指を大きく開いて脇の下に手を差し込み、抱き上げる。この動きを一日に何十回も繰り返しているからです。
記事にある肩甲骨を寄せる体操は、手首に負担をかけずにできます。一方で、手をついて体重を支えるストレッチや、指を強く反らせる動きは、親指側が痛む時期には避けたほうが無難です。
物をつかむと親指の付け根に響く、朝に指がこわばる、ペットボトルのふたが開けにくくなった。こうした症状が続くなら、肩のケアとは分けて手のほうも相談してください。抱き上げるときに、指先ではなく手のひら全体で背中とお尻を支えるだけでも、親指の仕事は減らせます。