立ち仕事の肩こりを1分でリセット!簡単セルフケア術
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
レジや調理、美容の仕事で一日立っていると、足より先に肩が限界になる。そんな方に向けて、手を後ろで組むストレッチで腰を反らせないコツと、制服やエプロンのポケットの中身が肩にかけている負担をまとめました。
立ち仕事に従事していると、足の疲ればかりに目が向きがちですが、実は肩こりも深刻な問題です。
長時間同じ姿勢で立ち続けると、数キロある腕の重みが常に肩の負担となります。
これを放置せず、日々の隙間時間でリセットする習慣を身につけましょう。
「仕事中にできる肩甲骨リセット」
接客や作業の合間にこっそり行えるのが肩甲骨はがしです。まず、両手を後ろで組み、肩甲骨を中央に寄せて胸を大きく開いてください。
そのまま5秒キープして一気に脱力します。
これだけで、滞っていた血流が促進され、夕方の重ダルさが劇的に軽減されます。
「意外な盲点!足元から肩を守る」
肩こりの原因が足元にあることも少なくありません。
重心が左右に偏ると、上半身がバランスを取ろうとして肩に余計な力が入ります。
重心はくるぶしの真下あたりに置くイメージを持ちましょう。
クッション性の高いインソールを使うことも、肩への衝撃を和らげる有効な手段です。
「帰宅後の温熱ケアで筋肉を解放」
一日の終わりには、39度前後のぬるめのお湯にゆっくり浸かってください。
入浴による温熱効果は、硬くなった筋肉を内側から緩めます。
特に首から肩にかけてホットタオルを当てるケアは、副交感神経を優位にし、質の高い睡眠と筋肉の修復を助けてくれます。
「まとめ」
立ち仕事の肩こり解消には、こまめなストレッチ、正しい重心、そして温熱ケアの組み合わせが最強です。
まずは今日、仕事中に一度だけ肩甲骨を寄せて胸を開いてみてください。
小さな積み重ねが、明日を軽やかに過ごすための鍵となります。
胸を開くつもりで、腰を反らせていないか
両手を後ろで組んで胸を開くストレッチは、前に出た肩を戻すのに向いています。気をつけたいのは、胸の代わりに腰が反ってしまうやり方です。立ち仕事の方は疲れてくるとお腹を前に出して立つ癖がつきやすく、その形のまま伸ばすと、伸びてほしい胸の前は変わらず、腰の後ろが詰まります。
確かめ方は簡単です。手を組む前に、みぞおちに片手を当てておきます。組んだ手を後ろに引いたとき、当てた手が前へ押し出されるなら、肋骨ごと体が反っています。
その場合は、膝をほんの少しゆるめ、おへそを軽く引っ込めてから組み直してください。腕を高く上げる必要はありません。肩甲骨が背骨のほうへ寄る感覚があれば、胸の前は十分に伸びています。
ポケットの中身も、肩にぶら下がっている
立ち仕事の制服には、ポケットがたくさんあります。ボールペン、伝票、ハサミ、キッチンタイマー、スマホ。一つひとつは軽くても、片側のポケットに集まると体はその重さに引かれて少し傾き、反対側の肩で釣り合いを取ろうとします。
首にかけるタイプのエプロンも同じです。紐が首の後ろに一本で乗るので、ポケットに物を入れるほど、重さは首の付け根に集まります。背中で紐を交差させる形に替えると、重さが両肩に分かれます。
一度、仕事終わりにポケットの中身を全部出して、左右どちらに何が入っていたかを見てみてください。毎日は使わない物は置いていく。よく使う物は左右に分ける。道具を買い替えなくても、明日から試せる工夫です。