猫背を卒業!良い姿勢を保つためできる5つのポイント
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
良い姿勢を意識しても、気づけばまた丸まっている。猫背の悩みは「保てない」ことにあります。姿勢を思い出すきっかけを暮らしの中に置く方法と、お尻の運動を腰でやってしまっていないかの確かめ方をまとめました。
良い姿勢は、肩こり・腰痛・頭痛などの不調を防ぐ大切な土台です。
姿勢が崩れると、筋肉や関節のバランスが乱れ、体に余計な負担がかかってしまいます。
逆に、正しい姿勢を保てると呼吸が深くなり、疲れにくく、見た目の印象もぐっと良くなります。
まず大切なのは、立つ・座る・歩くという基本姿勢の見直しです。
立つときは耳・肩・骨盤が一直線になるイメージで、肩の力を抜くこと。
座るときは骨盤を立てて深く腰掛け、背中を反らせすぎないよう意識します。
歩くときはかかとから着地し、自然な腕振りでリズムよく歩くことで姿勢が安定します。
日常に潜む「悪いクセ」も姿勢を崩す原因です。
スマホ首、足組み、片側でバッグを持つ癖などは身体の左右差を生みやすく、コリや痛みにつながります。
改善のコツは「同じ姿勢を続けない」こと。
30分に一度、立ち上がって伸びるだけでも姿勢はリセットされます。スマホを見るときは目線の高さに持ち上げましょう。
さらに、良い姿勢をキープするには体幹とお尻の筋肉を鍛えることが効果的です。
プランクやヒップリフト、胸や股関節前のストレッチは、背骨が自然に伸びやすい身体づくりに役立ちます。
毎日5分でも習慣化すると、姿勢が崩れにくい身体になります。
姿勢改善を続けるコツは「力みすぎないこと」。
胸を張りすぎたり、腰を反らせすぎると逆に疲れやすくなります。
軽く背筋が伸びる“心地よい姿勢”を目指しましょう。
また、デスクの高さや椅子の座面を調整するなど、環境を整えることも大切です。
良い姿勢は一朝一夕では身につきませんが、小さな意識の積み重ねで確実に変わります。
今日からできる習慣を取り入れ、無理なく姿勢を整えていきましょう。
姿勢は、保つより「思い出す回数」を増やす
良い姿勢をずっと保とうとすると、背中や腰に力が入り続けて、数分で疲れてしまいます。丸まるのは意志が弱いからではなく、体が楽な形に戻ろうとしているだけです。なので、崩れたら戻す、を一日に何度も繰り返すほうが現実的です。
ただ「30分ごとに」と決めても、作業に集中していると忘れます。すでに毎日やっている動きにくっつけると続きやすくなります。お茶を飲んだら座り直す、メールを送信したら肩を一度すくめて落とす、トイレから戻ったら椅子の奥までお尻を入れる。
きっかけは2つか3つで十分です。多すぎると、今度はそれを覚えておくことが負担になります。
ヒップリフトが、腰の運動になっていないか確かめる
仰向けで膝を立ててお尻を持ち上げるヒップリフトは、姿勢を支えるお尻の筋肉を使う運動です。お尻を高く上げようとするほど腰を反らせてしまい、腰の筋肉ばかり働いている人がよくいます。
確かめ方は簡単です。お尻の横に両手を当てたまま持ち上げてみてください。手に触れている筋肉がぐっと固くなればお尻が働いています。固くならず、腰の後ろだけが張ってくるなら、上げすぎです。
その場合は、お尻を床から数センチ浮かせるくらいで止めます。持ち上げる前に軽くお腹をへこませ、お尻をきゅっと締めてから浮かせると、腰が反りにくくなります。回数より、お尻に効いている感覚があるかどうかを優先してください。