血流が悪いと筋肉は硬くなる?その原因と改善法
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
筋肉の硬さと血のめぐりの関係を説明した記事です。同じ「硬い」でも二つの種類があること、そして温めるのが合うとき・合わないときの見分け方を、当サイト向けに書き足しました。
筋肉が硬くなる原因は、運動不足や姿勢の悪さだけでなく「血流の滞り」も大きく関係しています。
血流が悪くなると、筋肉に酸素や栄養が届かず、老廃物も排出されにくくなります。
その結果、筋肉が緊張し、硬くこわばった状態になってしまうのです。
特にデスクワークや長時間同じ姿勢をとる人は要注意です。
血液は筋肉に酸素と栄養を運び、不要な老廃物を取り除く重要な役割を担っています。
しかし血行が悪くなると筋肉が酸欠状態になり、硬くなりやすくなります。
さらに体が冷えると血管が収縮し、血流がより悪化。これが「硬い筋肉を生む悪循環」を引き起こします。
血流の滞りは、肩こりや腰痛、むくみ、冷えといった症状だけでなく、疲労感や睡眠の質の低下、自律神経の乱れにもつながります。
つまり、筋肉の硬さは単なる「コリ」ではなく、体からのサインでもあるのです。
改善のポイントは「血流を良くすること」。
軽いストレッチやウォーキングなどの有酸素運動で筋肉を動かすと、全身の血の巡りが良くなります。入浴も効果的で、湯船に浸かることで体を芯から温め、血管を広げることができます。
また、整体などの施術で固まった筋肉を緩めるのもおすすめです。
自宅でできるセルフケアもたくさんあります。
仕事の合間に首や肩を回す、深呼吸を意識する、寝る前に軽くストレッチをするなど、小さな習慣の積み重ねが大切です。
さらに、体を冷やさないようにすることも重要。
温かい飲み物をとる、腹巻きを使うなど、体を温める意識を持つことで、血流は自然と良くなります。
血流の改善は、筋肉の柔軟性を取り戻すだけでなく、疲れにくく快適な体をつくる第一歩です。「最近体が硬い」「コリが取れにくい」と感じる方は、まず血の巡りを整えることから始めてみましょう。
硬い筋肉には、縮んでいるものと引っぱられているものがある
触って硬い筋肉を、すべて「縮んで固まっている」と考えがちです。実際には、反対に引き伸ばされたまま踏んばっている筋肉も、同じように硬く触れます。
たとえば背中が丸まった姿勢では、胸の前の筋肉は縮み、肩甲骨のあいだの筋肉は引き伸ばされています。つらいと感じるのはたいてい背中側です。引っぱられて張っている筋肉をさらに揉んで伸ばしても、その場は気持ちよくて、すぐに戻ります。
見分けるには、つらい場所の反対側を伸ばしてみることです。背中が張るなら胸を開く、腰が張るなら脚の付け根の前側を伸ばす。それで張りが軽くなるなら、押すべき場所はそこではなかったということです。
温めて合うとき、合わないとき
お風呂に入ると楽になる、朝より夕方のほうが動きやすい、冷房の部屋で悪くなる。こういう硬さは、本文の通り温めて動かすのが合います。湯船のなかで肩や足首をゆっくり回すと、温めるだけより長持ちします。
ぶつけた、ひねった、急に痛くなった直後で、熱っぽさや腫れがある場所は、温めるとかえってうずくことがあります。数日は長湯を避けて様子を見てください。
片方のふくらはぎだけが急に腫れて痛い、赤みがある。足先が白っぽく冷たいまま戻らない。こうした場合は「血行が悪い」で片づけず、早めに医療機関へ相談してください。