季節の変わり目に体調を崩す原因とは?
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
季節の変わり目のだるさや頭の重さには、自律神経の切り替えがうまくいかないことが関わっていると言われます。記事の習慣に加えて、首や背中のこわばりと呼吸の関係、朝いちばんに自分の調子を確かめる方法をまとめました。
季節の変わり目になると、「なんとなくだるい」「眠気が取れない」「頭痛がする」と感じる方が多くなります。
実はこの不調、気候の変化による自律神経の乱れが大きく関係しています。
春から夏、夏から秋、秋から冬へと移り変わる時期は、気温・湿度・気圧が大きく変動し、体がその変化に対応しきれなくなるのです。
自律神経は、体温調整や血流、内臓の働きをコントロールしています。
しかし、急な寒暖差や天候の変化が続くと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、体が「疲れやすい・眠れない・頭が重い」といった状態に。
これが、季節の変わり目に起こる代表的な体調不良の正体です。
さらに、現代人は冷暖房の影響で自然な温度変化に対応する力が弱まっています。
室内外の温度差や生活リズムの乱れ、スマホやPCによる目の疲れも、自律神経を乱す要因に。
とくに夜更かしや不規則な食生活は、自律神経をさらに不安定にさせるため注意が必要です。
では、どうすれば体調を崩しにくくなるのでしょうか?
まず大切なのは、
「自律神経を整える習慣」
を意識することです。
朝起きたら太陽の光を浴び、1日のリズムをリセットしましょう。
深呼吸や軽いストレッチ、首・肩まわりをゆるめる整体的セルフケアも効果的です。
また、シャワーだけでなくぬるめのお湯に浸かることで、副交感神経が優位になりリラックスできます。
食事面では、ビタミンB群・マグネシウム・たんぱく質を意識的に摂取し、自律神経を支える栄養バランスを整えることがポイント。
夜遅くのカフェインやスマホのブルーライトは避け、睡眠の質を高めましょう。
整体の現場でも、季節の変わり目は首や背中の筋肉がこわばり、血流が悪くなる方が多く見られます。筋肉の緊張を和らげることで自律神経の働きが整い、頭痛やだるさ、眠気が改善されるケースも少なくありません。
季節の変わり目は、心と体のバランスを整えるチャンスでもあります。無理せず、少しずつ「整える習慣」を取り入れて、ゆらぎに強い体をつくりましょう。
息の浅さが、切り替えを鈍らせる
自律神経は自分の意志では動かせません。そのかわり、呼吸や筋肉の緊張、姿勢といった体の側の状態から影響を受けるとされています。季節の変わり目に体でできることがあるのは、このためです。
急に冷えた朝は、肩をすくめて背中を丸めます。胸が閉じると息は浅く速くなり、体は活動の側に寄ったままになりがちです。夜、布団に入っても頭が休まらない。そんな日は、気温より先に自分の胸まわりの固さを疑ってみてください。
はかぜ整体院で季節の変わり目に見ているのも、首と背中、それから胸の開きです。ここがゆるむと息が深く入りやすくなり、施術の途中で眠ってしまう方もいます。
朝、布団の上で息を数える
起き上がる前に、あお向けのまま鼻から息を吸います。お腹と胸のどちらが先にふくらむか。胸だけが小さく動いて、お腹がほとんど動かない朝は、体がまだ構えたままです。
次に、吐く息を数えます。ゆっくり吐いて六つ数えられるかどうか。四つで苦しくなる日は、その日の予定を少し減らす目安にしてください。調子の悪さを気合いで埋めないための、小さな物差しです。
だるさが二週間以上続く、朝どうしても起きられない、気分の落ちこみが強い。こうしたときは季節のせいと決めずに、内科や心療内科で相談してください。整体はその代わりにはなりません。