肩こりと頭痛の関係とは?原因と改善法を徹底解説

公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS

著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)

肩こりからくる頭痛だと思っていたら、別のタイプの頭痛だった、ということは珍しくありません。痛み方から頭痛のタイプを考える材料と、痛む日に首や肩を温めるか冷やすかの考え方をまとめました。

肩こりと頭痛は密接に関係しています。
特に「緊張型頭痛」と呼ばれるタイプは、首や肩の筋肉がこわばることで血流が悪化し、頭部への酸素供給が減ることで痛みが発生します。
デスクワークやスマホ操作など、同じ姿勢を長時間続ける生活習慣が主な原因です。
肩こりと頭痛は別々の症状ではなく、同じ根本要因から同時に起こるケースが多いのです。

首や肩の筋肉が硬くなると、後頭部へつながる神経が圧迫され、締め付けられるような痛みを感じます。
さらに、血流の悪化により老廃物がたまり、頭重感や集中力の低下も引き起こします。
ストレスや冷え、睡眠不足なども痛みを助長させるため注意が必要です。

悪化を招く生活習慣として、猫背や前のめり姿勢、運動不足、長時間のデスクワークが挙げられます。
特に肩甲骨まわりの動きが少ない人は、筋肉が固まりやすくなります。
1時間に一度は立ち上がって軽く体を動かす、肩を回すなどの工夫を取り入れましょう。
また、ストレスによる食いしばりも首肩の緊張を強めるため、リラックス時間を意識的に設けることが大切です。

改善・予防には「血流を良くすること」が鍵です。
湯船にゆっくり浸かる、温かいタオルを首元に当てる、軽いストレッチをすることで筋肉がほぐれます。
栄養面では、ビタミンB群やマグネシウムを含む食品(魚、ナッツ、玄米など)を意識的に摂取すると良いでしょう。
就寝前の深呼吸やストレッチも、自律神経を整え頭痛の予防に役立ちます。

ただし、痛みが長引く・吐き気やしびれを伴うなどの症状がある場合は、神経や脳の疾患の可能性もあるため、早めに専門医へ相談しましょう。

肩こりと頭痛は、日々の姿勢や習慣を整えることで大きく改善できます。
温める・動かす・休む、この3つを意識して、自分の身体を労わる時間を持つことが何よりの予防法です。

締めつけられる痛みか、脈打つ痛みか

首や肩のこわばりと一緒に出やすい頭痛は、頭の両側や後頭部が、帽子やはちまきで締めつけられるように重く痛むのが特徴です。夕方に強くなりやすく、体を動かしても痛みはそれほど変わりません。

片頭痛と呼ばれるタイプは、こめかみのあたりがズキンズキンと脈打つように痛み、片側だけに出ることが多いです。階段を上る、頭を振るといった動きで痛みが強くなり、光や音がつらくなる、吐き気を伴うこともあります。

両方のタイプを持っている人もいますし、ここに書いた特徴だけで見分けられるわけではありません。自分の頭痛がどちらに近いかを知っておくと、病院で相談するときや、痛む日の過ごし方を決めるときの材料になります。

痛む日に、温めるか冷やすか

締めつけられるような重い痛みで、首や肩もこわばっているなら、首の後ろや肩を温めると楽になることがあります。蒸しタオルを当てる、ぬるめのお湯に肩まで浸かる、といった方法です。

ズキズキと脈打つ痛みのときは、温めると血の巡りに合わせて痛みが強くなる人がいます。その場合は、冷たいタオルをこめかみや額に当てて、暗く静かな部屋で休むほうが落ち着きやすいです。

温めても冷やしても変わらない、いつもと違う痛み方をする、頭痛の回数が増えてきた。こうしたときは自己流の対処を続けず、頭痛外来や脳神経外科で相談してください。

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