腰痛の方にオススメの運動方法
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
腰痛の運動は、同じ内容でも、やる時間帯やその日の腰の状態で合う・合わないが変わります。起きてすぐの前かがみに気をつけたい理由と、運動を始める前に今日の腰を確かめる簡単な方法をまとめました。
腰痛の方におすすめの運動方法まとめ|自宅でできる簡単ストレッチ
腰痛は、姿勢の乱れや筋力低下、血行不良などが主な原因とされています。
「安静が一番」と考える方も多いですが、実は適度な運動の方が改善に効果的です。
運動によって血流が促進され、筋肉の緊張がほぐれ、腰への負担を軽くできます。
そこで今回は、自宅でできる腰痛改善におすすめの運動方法を紹介します。
まず取り入れたいのが基本のストレッチです。
代表的なのは「膝抱えストレッチ」。
仰向けに寝て片膝を胸に引き寄せると腰まわりの筋肉がゆるみ、痛みの緩和につながります。
また「猫のポーズ(キャット&カウ)」は背骨をしなやかに動かし、血行改善やリラックス効果が期待できます。
毎日数分続けるだけで腰が軽くなる方も多いです。
次におすすめなのが体幹を鍛える筋トレ運動です。
腰痛改善には、腰を支える腹筋や背筋を強化することが大切です。
「プランク」は腰に負担をかけずに体幹を鍛えられる代表的な運動。
「ブリッジ運動」ではお尻や背中の筋肉が鍛えられ、骨盤の安定にもつながります。
無理なくできる回数から始めるのがポイントです。
デスクワーク中心の方は、座ったままできる体操も取り入れると良いでしょう。
椅子に座ったまま背伸びをする「チェアストレッチ」や、肩甲骨を寄せる「肩回し体操」は、腰への負担を和らげる効果があります。
また1時間に1度は立ち上がって軽く歩くことで、血流が改善し腰痛の悪化を防げます。
最後に大切なのは継続です。
どんなに効果的な運動でも、続けなければ改善にはつながりません。
ポイントは「無理なく習慣化すること」。朝起きた時や仕事の合間に2~3分のストレッチを取り入れるなど、生活の一部にすることで自然に続けられます。
腰痛は日常生活のちょっとした工夫で軽減できます。
ストレッチで柔軟性を高め、筋トレで体幹を強化し、デスクワーク中もこまめに体を動かすことが大切です。
自宅でできる簡単な運動を習慣にし、腰痛のない快適な毎日を目指しましょう。
起きてすぐの前かがみは、少し待つ
背骨のクッションは、横になっているあいだに水分を含んでふくらみ、朝はいちばん張りつめた状態になっていると言われます。この時間に膝を胸に強く引き寄せたり、深く前屈したりすると、日中より腰に負担がかかりやすくなります。
朝に体を動かしたい方は、起きてから少し歩いたり、顔を洗ったりしたあとにするのがおすすめです。膝抱えのストレッチも、寝る前か日中のほうが無理なくできます。朝いちばんに靴下を履く、床の物を拾うといった前かがみも、急がず膝を曲げてから行ってください。
運動の前に、今日の腰を確かめる
立った状態で、ゆっくり前にお辞儀をして、戻って、軽く後ろに反ってみてください。いつもと比べて痛みの出方が強い日、途中で動きが止まる日は、その日の運動は軽いストレッチだけにしておきます。プランクやブリッジのような力を入れる運動は、腰が普段どおりに動く日のほうが向いています。
確かめたときに、お尻から脚へ響く痛みやしびれが出る、足に力が入りにくい、という場合は、運動で様子を見る段階ではないかもしれません。医療機関で原因を確かめてから、どこまで動かしていいかを決めてください。