腰痛の人が気をつけるべき生活習慣
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
重い物は膝を曲げて持つ、と言われても、膝を曲げるだけでは腰を守れないことがあります。物を持ち上げる動きで腰が丸まってしまう理由と、寝返りのしやすさを自分で確かめる方法をまとめました。
【腰痛持ち必見】日常で見直すべき5つの生活習慣
腰痛は日常の小さな習慣の積み重ねで悪化することが多く、生活を少し見直すだけでも予防・改善が可能です。
1. 姿勢の見直し
長時間の猫背や反り腰は腰に負担をかけます。
背筋をまっすぐ保ち、デスクワーク時は椅子の高さやモニター位置を調整しましょう。
2. 長時間同じ姿勢を避ける
同じ姿勢で筋肉が固まると血流が滞ります。
30~60分ごとに立ち上がり、軽く体を動かす習慣をつけましょう。
3. 運動不足の解消
腹筋・背筋の筋力低下は腰痛の大きな原因。
ウォーキングやストレッチ、体幹トレーニングで筋力と柔軟性を保ちましょう。
4. 睡眠環境の改善
柔らかすぎるマットレスや高さの合わない枕は腰に負担を与えます。
体圧を分散する寝具を選び、寝返りがしやすい環境を整えましょう。
5. 重い物の持ち方
腰だけで持ち上げず、膝を曲げて脚の力を使うことが大切。
持ち上げる際は体をひねらないよう注意しましょう。
まとめ
腰痛は「無理な姿勢・運動不足・環境の不適合」が重なることで悪化します。
今日から少しずつ生活習慣を改善し、腰への負担を減らすことで、将来の腰の健康を守ることができます。
膝を曲げても、腰が丸まっていないか
膝を曲げてしゃがんでも、股関節がうまく曲がらないと、お尻が後ろに引けずに背中が丸まります。見た目は膝を使っているようで、実際には腰が折れ曲がって持ち上げている形です。
確かめるには、椅子の前に立って、座面にお尻が触れるまでゆっくり腰を下ろしてみてください。お尻を後ろに引きながら、胸を前に向けたまま下りられれば、股関節が使えています。膝が先に前へ出て、背中が丸くなるなら、持ち上げるときも同じ形になっています。
物を持つときは、荷物をできるだけ体に引き寄せてから立ち上がることも大切です。体から離れた位置の荷物ほど、同じ重さでも腰にかかる負担は大きくなります。
寝返りのしやすさを、仰向けで確かめる
仰向けに寝て両膝を立て、膝をそろえたままゆっくり左右に倒してみてください。左右で倒れる深さに差がある、片方だけ腰が引っかかる感じがあるなら、寝ている間の寝返りもその方向に打ちにくくなっているかもしれません。
寝返りが減ると、同じ場所に体重がかかり続けます。朝起きたときに腰がこわばっている方は、寝具を替える前に、この左右差がないかを確かめてみてください。寝る前にこの動きを数回繰り返しておくと、寝返りのきっかけになることがあります。