腰痛を放置すると迎える未来
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
腰痛を放っておくのは心配ですが、怖がりすぎて動かなくなるのも、長引く原因になることがあります。何もしない「放置」と、期限を決めた「様子見」の違いと、腰をかばう癖が体のほかの場所に出ていないかを確かめる方法をまとめました。
「そのうち治るだろう」と腰痛を放置していませんか?
実はそれ、あなたの未来を大きく左右する危険な選択かもしれません。
腰痛は放っておくと慢性化しやすくなります。
軽い痛みでも無理を続けることで、数ヶ月以上も続く慢性腰痛に発展する可能性があります。
一度慢性化すると、回復までに長い時間がかかることも。
さらに、腰をかばう姿勢を続けることで膝や股関節、肩・首など他の部位に痛みが波及することがあります。
全身に不調が広がり、どこが原因か分からなくなることも少なくありません。
腰痛によって動作が制限されると、日常生活の質が低下します。
通勤や家事、育児など、あらゆる場面で支障をきたし、ストレスが溜まりやすくなります。
こうした身体の痛みや不便が続くと、うつや不眠など精神的な不調に繋がることも。
痛みとストレスの悪循環は、自律神経やホルモンバランスを乱す要因にもなります。
そして最も深刻なのは、手術や寝たきりといった未来に繋がる可能性です。
特に高齢者の場合、活動量が減ることで筋力も衰え、介護が必要になるケースもあります。
「ちょっとした腰痛」と軽く見ず、早期対策をすることが、健康な未来への第一歩です。
放置と様子見は、期限があるかどうかで違う
軽い腰痛の多くは、数日から数週間で落ち着いていくと言われています。そのため、すぐに何かしなければと焦る必要はありません。大切なのは、いつまで様子を見るかを先に決めておくことです。
たとえば「2週間たっても変わらなければ相談する」と決めておけば、それは放置ではなく様子見です。期限を決めずに「そのうち治るだろう」と過ごしていると、気づいたときには数ヶ月たっていた、ということになりがちです。
様子見の間も、痛みの出ない範囲で普段どおり動くほうが、回復が早いことが多いです。足のしびれや力の入りにくさ、排尿の異常、発熱を伴う痛みがあるときは、様子を見ずに医療機関を受診してください。
かばう癖は、片脚立ちと靴底に出る
腰をかばう生活が続くと、体重のかけ方が左右で偏ってきます。両手を腰に当てて、片脚ずつ立ってみてください。片方だけふらつく、立っている側の腰や膝に違和感がある、という差があれば、かばう動きが体に染みついています。
普段履いている靴の裏を並べて見るのも手がかりになります。片方だけかかとの外側が大きくすり減っているなら、歩くときもどちらかの脚に頼っています。膝や股関節の痛みが後から出てくるのは、こうした偏りが続いた先のことが多いです。