腰痛の方が見直すべき生活習慣
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
背もたれに背中をつけて深く座る、膝は90度。そう言われても、椅子の形によってはそもそも深く座れないことがあります。今の椅子に体を合わせるための工夫と、足を組みたくなる理由から座り方を見直す方法をまとめました。
腰痛に悩まされている方の多くは、実は日常生活の中に原因が潜んでいます。
まず見直したいのが、長時間同じ姿勢を続ける習慣。
特にデスクワークやスマホ操作での座りっぱなしは、腰に過度な負担をかけてしまいます。
こまめに立ち上がって体を動かすことが大切です。
次に、運動不足も慢性的な腰痛の大きな要因。
筋肉が衰えると腰を支える力が弱くなり、姿勢も悪化します。
ウォーキングやストレッチなど軽めの運動で、血流を促し腰まわりの筋肉を整えましょう。
また、意外と見落としがちなのが睡眠環境です。
柔らかすぎるマットレスや高さの合わない枕は、寝ている間に腰を痛める原因になります。
体に合った寝具を選び、質の良い睡眠をとることで筋肉の回復を助けます。
さらに、座り方や椅子の高さにも注意が必要です。
膝が90度に曲がる高さで、背中を背もたれにつけて深く座るのが理想。
足を組むクセや前かがみの姿勢は腰に負担をかけるので避けましょう。
最後に、食生活の見直しも腰痛予防には重要です。
カルシウム、ビタミンD、たんぱく質などの栄養素が不足すると、筋肉や骨の健康が損なわれ、腰痛が起きやすくなります。
バランスの良い食事を心がけ、内側からも腰をサポートしましょう。
これら5つの生活習慣を見直すことで、慢性的な腰痛の根本改善につながります。
無理なくできることから、少しずつ取り入れてみてください。
深く座れない椅子は、隙間を埋める
座面の奥行きが長い椅子では、お尻を奥まで入れると膝の裏が座面の端に当たって、脚がしびれたり痛くなったりします。すると自然に浅く座り、背もたれから背中が離れた丸い姿勢になります。
この場合は、背もたれと腰の間にクッションや丸めたバスタオルを入れて、座面の奥行きを実際より短くしてください。腰の後ろに支えがあると、骨盤が後ろに倒れにくくなります。
足が床にしっかり着かない高さの椅子なら、足元に箱や台を置きます。足が浮いたままだと、太ももの裏が座面に押しつけられ、体を支えるために腰に力が入り続けます。
足を組みたくなるのは、骨盤が支えを探しているから
足を組むのは悪い癖と言われますが、組みたくなるのにも理由があります。骨盤が後ろに倒れた座り方をしていると、体が安定しないので、脚を組んで骨盤を片側から固定しようとします。組むのをやめようと意識するより、組まなくても安定する座り方に変えるほうが近道です。
いつも同じ側の脚を上にしているなら、反対に組んでみてください。違和感が強いほど、左右の偏りが大きくなっています。その違和感が薄れてくると、座っていても腰が疲れにくくなってくることがあります。