肩こりを悪化させる食生活と改善ポイント
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
肩こりと食事の関係は、栄養素の話だけではありません。一日三回の食事そのものが前かがみの時間になっていることと、栄養の見直しが効きやすい人・そうでない人の分かれ目をまとめました。
肩こりに悩む方の多くは、姿勢や運動不足に注目しがちですが、実は「食生活」も肩こりを左右する重要な要素です。今回は、肩こりを招きやすい食習慣と、その改善方法を分かりやすくまとめました。
1. 肩こりを悪化させる食習慣とは?
・インスタント食品やスナック菓子の多用
加工食品に多く含まれる添加物や塩分が血流を悪化させ、筋肉が硬くなりやすくなります。
・カフェインやアルコールの過剰摂取
利尿作用で体が冷えやすく、筋肉の緊張につながります。
・水分不足
筋肉は水分を多く含む組織。水分が足りないと血行不良になり、コリやすくなります。
2. 肩こりを軽減する栄養素と食材
・マグネシウム(ナッツ、海藻類)
筋肉の緊張を緩め、血流を促進します。
・ビタミンB群(豚肉、玄米、納豆など)
エネルギー代謝を助け、神経や筋肉の疲労を軽減します。
・鉄分(レバー、ほうれん草)
血行改善に欠かせない栄養素。特に女性は不足しがちです。
3. 食生活改善のポイント
・「1日3食、バランスよく」を意識
・野菜中心+たんぱく質を忘れずに
・水や白湯をこまめに摂る
まとめ
肩こりの原因は生活習慣の積み重ね。
特に食生活は、見落とされがちな要因です。
コンビニや外食に偏りがちな方は、少し意識を変えるだけでも症状がやわらぐことがあります。
毎日の食事から、肩こりのない快適な身体づくりを始めてみましょう。
食卓は、気づかれにくい前かがみの時間
食事の内容は気にしても、食べているときの姿勢まで気にする人はあまりいません。一回二十分として一日三回なら、それだけで一時間近くになります。スマホを見ながらなら、首はさらに下を向いています。
低いテーブルに座って食べる形は背中が丸まりやすく、皿まで顔を近づけるぶん首の角度も深くなります。椅子とテーブルでも、椅子が奥まで引けていなければ同じことが起きます。体を先にテーブルへ近づけてから食べ始めると、首を突き出す角度が浅くなります。
食後に肩や首が重い日は、食べたものより食べ方の姿勢を思い出してみてください。テレビが斜めの位置にあると、毎食同じ向きへ体をひねって食べていることもあります。
栄養の見直しが効きやすい人、そうでない人
食事の内容が肩こりに関わってくるのは、体のだるさや疲れやすさが一緒に来ているときです。立ちくらみがある、階段で息が切れるようになった、冷えが強くなった。そうした変化が重なっているなら、食事だけの問題ではない可能性も含めて調べる値打ちがあります。
パソコン作業をした日だけ夕方に張る、休みの日は軽い。こういう出方なら、関わっているのは体の使い方のほうです。この場合に食事を変えても、体感が変わるまでには遠回りになります。
疲れやすさと肩の重さが一緒に強まってきたときは、自己判断でサプリメントを足す前に、一度内科で血液検査を受けておくと切り分けがはっきりします。