子育てママに多い腰痛の原因と解決方法まとめ

公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS

著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)

抱っこの仕方は、一度覚えれば終わりではありません。子どもの重さが月ごとに変わっていくことと、持ち上げるより降ろすほうが腰にこたえる理由をまとめました。

「毎日の抱っこで腰が限界…」
子育て中のママたちにとって、腰痛は避けて通れない悩みのひとつです。
特に赤ちゃんの抱っこや授乳、おむつ替えなど、前かがみの姿勢が多く、知らないうちに腰への負担が蓄積されています。
自分のケアを後回しにしがちなママたちは、痛みが慢性化しやすいのが現実です。

子育てママの腰痛の主な原因は、以下のような日常動作に潜んでいます。
・中腰でのオムツ替え
・長時間の抱っこやおんぶ
・片手だけでの持ち上げ動作
・床や低い位置での作業や授乳

これらの繰り返しで筋肉が疲労し、骨盤や背骨に歪みが生じて腰痛が悪化していきます。

放置すると、ぎっくり腰や坐骨神経痛、椎間板ヘルニアなどに発展する恐れも。
さらに、痛みがストレスとなり、イライラや育児疲れの悪循環に陥ることもあります。

そんな中でも、日常に取り入れやすいセルフケアで症状を軽減することは可能です。
おすすめは以下の3つ:
1. 朝晩の骨盤ストレッチで筋肉をほぐす
2. 湯船で腰を温めて血行を促進
3. 抱っこや持ち上げ時は、膝を曲げて腰への衝撃を緩和する

また、腰にやさしい育児の工夫も大切です。
例えば、抱っこ紐は腰ベルト付きのものを選ぶ、オムツ替えは立った姿勢でできる高さの台を使うなど、小さな配慮が大きな負担軽減につながります。
周囲のサポートを頼ることも、心身のケアに欠かせません。

育児を頑張るママこそ、自分の体を大切にすることが必要です。腰痛に悩んでいる方は、今すぐできることから始めて、笑顔で毎日を過ごせる体づくりを意識してみましょう。

半年前の抱き方が、今は合っていない

赤ちゃんの体重は数か月ごとに変わります。ところが抱き方のほうは、最初に覚えた形のまま続けることがほとんどです。新生児のころに楽だった、腕で抱えて腰を反らせる形は、体重が増えるほど腰の一点へ負担が集まります。

目安になるのは、抱いているときのお腹と腰の感じです。お腹に力が入らず、腰だけが反って支えている感じがあるなら、体重に対して抱き方が追いついていません。子どもをもう少し高い位置、胸に近いところへ抱え直すと、反りが浅くなります。

抱っこ紐も、買ったときの調整のままになっていることがよくあります。子どもの頭が自分の顎の下あたりに来る高さが目安で、ベルトがゆるむほど子どもは下がり、腰にぶら下がる形になります。

持ち上げるより、降ろすほうがきつい

腰を痛めた場面を聞くと、持ち上げた瞬間ではなく降ろす途中だった、という方が少なくありません。持ち上げるときは勢いを使えますが、降ろすときは同じ重さをゆっくり支えながら下げる必要があります。筋肉にとっては、こちらのほうが踏ん張りを求められます。

とくに、寝た子どもを布団へ降ろす動作は最後まで気を抜けません。起こさないようにゆっくり、前かがみのまま止まっている時間が長くなります。腰を曲げたまま静止する形は、負担が集まりやすい姿勢です。

降ろすときは腰を曲げるのではなく、片膝を床につくところまで下がってしまうと楽です。膝から先に降りれば、上半身はまっすぐのまま布団の高さまで行けます。ベビーベッドなら、柵を下げられるかを先に確かめてください。

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