更年期世代の「肩・首・顔こり」健康を守るルーティン
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
40代に入って、肩の重さと顔のむくみ、気分の落ち込みが一緒にやってくる。そんな方へ向けた夕方のルーティンに、肩と顔が同時に重くなるしくみと、温冷を安全に行うための注意を足しました。
40代に入ってから
「肩が重い→顔がむくむ→気持ちまで沈む」
の負のループを感じていませんか?
原因は女性ホルモン減少で血管が収縮しやすくなるうえ、デスクワークやスマホで首が前に出る姿勢が定着するためです。
放置すれば肩こりがたるみ顔・二重あごを招きかねません。
夕方の3分ルーティンで、体も見た目もリセットしましょう。
1.温冷ペットボトルで“血流スイッチ”
・温かいペットボトル(60℃程度)を首筋に30秒
・冷たいペットボトルを同じ場所に15秒
交互に3セット。血管のポンプ作用で肩の奥まで血が巡り、むくみ顔もスッキリします。
2.デコルテ開きストレッチ
キッチンカウンターに手を乗せ、体を前に倒し胸を開く。
10秒×3回で猫背をリセット。鎖骨周りがゆるむと顔色がワントーン明るくなります。
3.夜の“鉄+ビタミンC”プレート
夕食に赤身肉とパプリカの炒め物をプラス。
鉄が酸素運搬を助け、ビタミンCが吸収率を高めて筋肉が早く修復。
翌朝の肩の軽さが違います。
最後に好きなアロマを首後ろにひと塗りすれば、脳までほぐれてリラックス。
身体が整えば表情も晴れやかになります。
40代の肩こりは、美しさを底上げするチャンスです。
今日から“夕方3分”で自分をいたわる習慣を取り入れて行きましょう。
肩がこると、なぜ顔までむくむのか
顔から戻ってくる血液やリンパは、首を通って鎖骨のあたりへ流れ込みます。頭が前に出て肩が内に巻くと、ちょうどその通り道である首の前側と鎖骨まわりが縮こまります。出口が狭くなれば、上流の顔に水分が残りやすくなる。夕方の顔のむくみと肩の重さが同じ日に出るのは、こういう位置関係からです。
更年期の前後は、ホルモンの変動で自律神経が揺れやすく、ほてりや冷え、眠りの浅さも重なります。眠れなかった翌日は、同じ姿勢でも肩が固まりやすい。姿勢だけ、ホルモンだけ、とどちらか一つに決めないほうが実際に近いです。
記事にあるデコルテを開く動きは、狭くなった出口を広げる意味があります。三つの中で一つ選ぶなら、これを。
温冷をやる時に、気をつけたいこと
温かいペットボトルは、必ずタオルで一枚くるんでから首の後ろへ。使うのは温かい飲み物用のボトルで、普通のボトルに熱いお湯を入れるのは避けてください。変形してこぼれることがあります。
当てる場所は首の後ろから肩にかけて。首の前や横には当てません。ほてりやのぼせが出やすい方は、冷たいほうを省いて温めるだけでも構いません。その日の体調で決めてください。
動悸やめまいが強い、気分の落ち込みが二週間以上続く、月経の様子が大きく変わった。こうした時は婦人科で相談を。整体は、治療と並行して体のこわばりをゆるめる役として使ってもらえます。