肩こりには「姿勢」「血流」「栄養」
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
朝からの重さ、揉んでも戻る硬さ、頭痛や吐き気。慢性の肩こりで挙がるこの三つのうち、吐き気を伴うものは肩こり以外の原因も考えておきたい症状です。受診を優先したい見分け方と、湯船に入れない日の温め方をまとめました。
「朝から肩が重い」
「マッサージしても翌日には戻る」
「頭痛や吐き気まで出て仕事に集中できない」
――これらは慢性肩こりさんが日常的に抱える三大悩みです。
解決の鍵は〈姿勢〉〈血流〉〈栄養〉の3視点で“習慣”を組み直すことです。
まず姿勢。
PC画面上端を目線+5センチに上げ、イスは腰と背もたれの隙間へ丸めタオルを挟み骨盤を立てる。
これだけで首の前傾角が減り肩への荷重が3割軽減します。
次に血流。
1時間ごとに30秒の肩甲骨寄せストレッチをセット。
深呼吸しながら肘を後ろへ引くと僧帽筋がほぐれ、脳への酸素供給もアップ。
さらに入浴はシャワーで済まさず38~40℃の湯船に10分。
筋温が1℃上がるだけで硬さが半分になります。
最後は栄養。
筋肉修復のたんぱく質は毎食手のひら1枚分、血流を促すオメガ3脂肪酸は週3回のサバ缶で手軽に確保。
マグネシウム豊富な素焼きアーモンドを間食にすれば筋の緊張が和らぎます。
これらを「できるところから1つずつ」取り入れるのが続けるコツ。
セルフケアで追いつかない痛みがあるときは、骨格バランスを整える整体をおすすめします。
外側と内側のダブルケアで、“肩が軽い一日”を取り戻しましょう。
肩こりに吐き気が混ざるときに見ること
肩や首の張りが強い日に、締めつけられるような頭痛と軽い吐き気が一緒に出ることがあります。いつもと同じ出方で、首や肩をゆるめると和らぐなら、筋肉の緊張が関わっている可能性が高いです。
これまでに経験したことのない激しい頭痛が突然来た、手足のしびれやろれつの回りにくさがある、熱を伴う。こうした場合は肩こりとして様子を見ずに、すぐ医療機関を受診してください。
吐き気を伴う頭痛が月に何度も繰り返す、光や音がつらくなる、といった出方なら、片頭痛など別の頭痛が混ざっていることもあります。頭痛外来で一度診てもらうと、肩のケアで変えられる部分がはっきりします。
湯船に入れない日の温め方
毎日湯船に浸かるのが難しい日もあります。シャワーだけの日は、首の後ろから肩甲骨のあいだにかけて、少し熱めのお湯を1分ほど当て続けてください。体全体を流すより、当てる場所を決めたほうが温まり方がはっきりします。
洗面器にお湯を張って足首まで浸ける足湯も、体が冷えやすい方には手軽です。肩が熱を持ってずきずきする、ぶつけた後で腫れている、といった日は温めないでください。