寒い朝の猫背、肩をすくめる癖かも|一宮

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著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)

冬になると、朝起きたときから背中が丸まっている気がする。寒い季節に猫背が深まりやすいのは、外の寒さだけでなく、寝ているあいだと起きてすぐの過ごし方も関わっています。朝の猫背を自分で確かめる方法と、家を出る前の五分でできることをまとめました。

寒い夜は、布団の中で体を丸めて眠りやすくなります。膝を抱えるような横向きの姿勢は温かく落ち着きますが、背中と胸はその間ずっと丸まった形のままです。朝起きたときに背中が伸びにくいのは、ひと晩かけて丸まった形が残っているからです。

起きてからも、寒い部屋ではなかなか体を伸ばしません。肩をすくめたまま着替え、背中を丸めて朝ごはんを食べ、そのまま外へ出る。体がいちばん固い朝の時間に、丸まった形をそのまま一日の始まりに持ちこんでしまいます。

猫背は、背中が丸まっているだけの問題ではありません。背中が丸まると頭が前に出て、首と肩の後ろが引っぱられます。冬に肩こりや頭痛が重くなる方は、朝の丸まりがそのまま夕方まで続いていることがあります。

寒い季節の猫背には、骨盤の傾きも関わります。座っている時間が長い方ほど、骨盤が後ろへ倒れた座り方が定着しやすく、その上にのる背中も丸まります。朝の丸まりが日中の座り方で固められていく、という流れです。

背中の丸まりに加えて、背中に強い痛みがある、身長が縮んだ気がする、転んだあとから背中が痛むといったときは、骨の状態を確かめるために先に整形外科で相談してください。

はかぜ整体院では、施術の前に姿勢を一緒に確認し、骨盤、背骨、肩甲骨の並びを見ながら、背中が丸まる理由から整えていきます。急にひねったりボキボキ鳴らしたりはしない、穏やかな施術です。

朝の猫背を、壁で確かめる

起きて顔を洗ったあと、壁に背中を向けて立ち、かかとを壁から少し離して、お尻と背中を壁につけます。そのまま、後頭部が無理なく壁につくかを見てください。

あごを上げないと頭がつかない、頭をつけると腰が大きく反る。そうなるなら、背中の上のほうが丸まった形のまま固くなっています。夜に同じことをして朝と比べると、朝のほうが丸まりが強い方は、眠っているあいだの姿勢が影響していると考えられます。

家を出る前の五分でできること

布団から出る前に、仰向けになって両腕を頭の上へ伸ばし、手先とかかとで体を上下に引っぱるように大きく伸びをします。三回くり返すだけで、丸まっていた背中が少し長くなります。

着替えたら、椅子に浅く座って両手を胸の前で組み、そのまま腕を前へ押し出して背中を丸め、次に腕を後ろへ引いて胸を開きます。丸める、開くを五回ずつ交互にすると、背中が動ける幅を思い出します。

寝るときは、部屋や首元を温かくしておくと、体を強く丸めずに眠りやすくなります。横向きで寝るなら、膝の間に薄いクッションをはさむと、背中まで丸まりこむのを防げます。

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