「どうせ戻る」と思っていた方の2回目|一宮
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
整体に行ってその時は楽になっても、数日で元に戻る。そんな経験があると、次の予約をためらうのは自然なことです。体が戻っていく理由と、施術と施術の間に見ておくと次に役立つことをまとめました。
施術で楽になった体が戻っていくのは、失敗というより、ごく普通のことです。体の形は、一日の大半を過ごす姿勢や動きの癖に合わせて作られています。施術を受けるのは一時間ほどでも、残りの時間はいつもの机、いつもの車、いつもの抱っこの向きで過ごすので、体はそちらへ引き戻されていきます。
だから見ておきたいのは、戻ったかどうかより、どのくらいの速さで、どの場面で戻ったかです。前は3日で戻っていたものが5日もつようになった、朝は平気で夕方だけ重い、車の運転のあとだけ出る。こうした差が分かると、負担がどこから来ているのかの手がかりになります。
もうひとつ、戻り方が変わってくるのは、負担が集まっている場所そのものより、そこに負担を集めている理由のほうに手が入ったときです。肩がこるから肩だけをほぐすのではなく、なぜ肩に力が入り続けるのかを骨盤や背骨から見ていくのは、そのためです。
「どうせ戻るから」と、つらくなるまで間を空ける方もいます。それも一つの選び方ですが、限界まで待つと、毎回ゼロからのやり直しになりやすいのも確かです。戻り始めのサインに気づいた時点で動けるほうが、体にとっても気持ちの上でも楽なことが多いと思います。
施術のあとに、戻り方を3つだけ記録する
施術から何日目に重さを感じ始めたか。そのとき何をしていたか。どこから重くなったか。この3つを、カレンダーやスマホに一言ずつ残しておきます。
次に相談するときにこの記録があると、「なんとなく戻った」ではなく「座り仕事が続いた4日目に右肩から」と伝えられます。見る側にとっても、次に何を確かめればいいかがはっきりします。
鏡で、自分の変化を確かめておく
施術の前後で、鏡の前に立って肩の高さ、耳と肩の位置、左右のウエストのくびれ方を見ておくと、自分の体の「整った状態」を目で覚えられます。
その後も週に一度、同じ場所で同じように立って見比べてみてください。肩の高さがまたずれてきた、首が前に出てきた、と自分で気づけるようになると、戻り切る前に手を打てるようになります。
次の予約を決めるときの考え方
間隔に正解はありませんが、記録を見て「重さを感じ始める日」が分かってきたら、その少し手前を次の目安にすると、戻り切る前に整えられます。良い状態が続く日数が延びてきたら、間隔も少しずつ空けていけます。
通う回数は、体を見てもらったうえで、自分の生活に合う形を相談して決めて大丈夫です。