残暑の疲れ、複数箇所のサインかも|一宮
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著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
残暑の時期に、肩も腰も背中も同時につらくなる方へ。暑さと冷房の行き来が体に何をしているのかと、夏の終わりに見直したい寝方と冷やし方をまとめました。
「腰も肩も背中も、全部つらい」――。
残暑が続くこの時期、そんな声をよく聞きます。日中の暑さと朝晩の気温差で自律神経が揺さぶられ、体のあちこちに疲れが出やすくなります。
肩だけ、腰だけと部分的に不調が出る方もいますが、複数箇所が同時につらいときは、体が全身でバランスを取ろうとしているサインのことが多いです。一箇所だけ揉んでも、他でまた負担を拾ってしまいます。
当院では部分的に揉むのではなく、骨盤・背骨・肩甲骨の連動を全身から見て、「なぜ複数箇所に負担が集中するのか」を確認してから整えます。10年・7,000人以上の体を見てきて感じるのは、複数箇所つらい方ほど、全身から見ることで変化が出やすいということです。
実際に、長年肩も腰も背中もつらいと話されていた方が通われるうちに、「気づいたらどこも気にならなくなっていた」と話されていました。今は月1メンテナンスで、崩れる前に整えています。
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Q. どこがいちばん悪いのか分かりません
A. 施術前に鏡の前で、今の重心や肩の位置を一緒に確認します。自分の体を横から見る機会はなかなかないので、そこで気づく方が多いです。
Q. 何年も同じ不調が続いていますが意味ありますか?
A. 長い方ほど原因が積み重なっています。まず今の状態を見るところから始めましょう。
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暑さと冷房を行き来する体で起きていること
外は35度、建物の中は25度。出入りするたびに、体は汗をかく、血管を締める、を切り替えています。この切り替えを担っているのが自律神経です。一日に何度も繰り返せば、切り替えそのものに疲れが出ます。
冷えた部屋では、体は熱を逃がさないように筋肉をこわばらせます。冷房の風が当たる首すじや腰まわりは特にそうです。こわばった状態で同じ姿勢を続けると、肩にも腰にも背中にも、同時に張りが出てきます。
つらい場所が一つに絞れないのは、原因が一か所にないからだと考えています。
夏の終わりに見直したい、寝方と冷やし方
寝るときの冷房は、風が体に直接当たらない向きにします。タイマーで切れたあと暑さで目が覚めるくらいなら、設定温度を上げてつけたままのほうが眠りは途切れません。
お腹と腰だけは薄い布をかけてください。腹巻きでも構いません。手足は出していても、胴が冷えなければ朝のこわばりは違ってきます。
シャワーだけの日が続いている方は、ぬるめの湯に浸かる日を作ります。冷たい飲み物ばかりになっていないかも見てください。
だるさに加えて、めまい、動悸、食欲が落ちて戻らないといった症状があるときは、体のゆがみの話ではないことがあります。内科で相談してください。