長年のクセは取っていくには時間がかかる
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
何年も同じ姿勢で働いてきた体は、変わるのに時間がかかります。時間がかかるのはなぜなのか、そして変化が進んでいるかどうかを痛み以外の物差しで確かめる方法を書きました。
「長年のクセと、仕事柄の体の負担で、しっかり良くしていくには多少時間がかかるかもしれません」
これ、来院された方にお伝えしたことがある言葉です。
正直にお伝えするんですが、これは「変わらない」という意味じゃないんです。
「まだまだしっかり良くなる体です」というのが、その後に続く本当のメッセージなんですよね。
長年染み付いたクセは、一度の施術で全部リセットされるわけではありません。
でも、施術後にはちゃんと変化が出ます。
「ぱっと見の姿勢が変わった」「人間らしい姿勢を取り戻せた」という実感を、最初の段階でも持ってもらえることが多いんです。
「何年もこの体だから、もう変わらないと思う」と諦めている方、本当に多いんですが、それは思い込みのことが多いです。
時間がかかる部分があるのは事実だけど、それは「変わらない」こととは違います。
むしろ「これからしっかり良くなっていく」というスタートラインに立ったということなんです。
長年のクセを抱えている方、一度体の状態を一緒に確認させてください。
「もう今さら変わらない」と思い込んでいた部分が、実は変わる余地だらけだった、というケースは本当に多いんですよね。
サロン情報ページに施術内容をまとめています。初回4,980円でご案内しています。
愛知県一宮市大和町、
体の中の「まっすぐ」が、ずれている
長いあいだ背中を丸めて過ごしていると、体はその丸まった形を「まっすぐ」として覚えます。だから姿勢を正したとき、本人には反りすぎているように感じられる。楽に感じる位置と、負担の少ない位置が食い違っている状態です。
筋肉の長さも変わっています。縮んだ側は短いまま、引き伸ばされた側は伸びたままで落ち着いている。施術で関節が動くようになっても、この長さと感覚の両方が入れ替わるまでには、暮らしの中での繰り返しが要ります。
時間がかかるというのは、やることが残っているという意味です。変わらないという意味ではありません。
痛みではなく「できる動き」で変化を測る
痛みは天気や睡眠、仕事の忙しさで日ごとに揺れます。痛みだけを見ていると、進んでいるのかどうか分からなくなりがちです。動きで測ると、変化が見えやすくなります。
車をバックさせるとき、どこまで振り向けるか。洗濯物を干すとき、腕が耳の横まで上がるか。立ったまま靴下をはけるか。どれか一つを決めて、月に一度だけ確かめてください。
初回の前に一度やっておくと、あとで比べる基準になります。痛みがまだ残っていても、動ける範囲が広がっているなら、体は変わってきています。