季節の変わり目の肩こり・頭痛を解消するセルフケア術

公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS

著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)

季節の変わり目になると、肩が張って頭まで重くなる。天気のせいだと諦めている方に向けて、崩れやすい日を先に読んで予定を組む方法と、季節の不調に紛れやすい別の原因の見分け方をまとめました。

季節の変わり目に体調を崩すのは、決して気のせいではありません。
主な原因は、急激な寒暖差と気圧の激しい変動です。
私たちの体は環境の変化に対応しようとして自律神経をフル回転させますが、その過程でエネルギーを消耗し、筋肉の緊張や血行不良が起きて肩こりや頭痛が引き起こされます。

「気圧の変化には耳マッサージ」

気圧の変動による頭痛は、耳の奥にあるセンサーが敏感に反応することで起こりやすくなります。これを防ぐには、耳周りの血流を良くすることが非常に効果的です。
耳を上下左右に軽く引っ張ったり、円を描くように回したりする耳マッサージを習慣にしましょう。
気圧が変化する前からこまめに行うことで、自律神経の混乱を抑え、不快な症状を未然に防ぐことができます。

「寒暖差から身を守る三つの首」
急な冷え込みによる筋肉の硬直を防ぐには、外側からの保温が重要です。
特に、首、手首、足首の三つの首を冷やさないように意識してください。
首周りには太い血管が通っているため、ここを温めることで効率よく全身の血行を維持できます。また、一日の終わりには39度前後のぬるめのお湯にゆっくり浸かり、深部体温を上げましょう。リラックス効果で自律神経が整い、翌朝の体の軽さが変わります。

「食事と生活リズムで土台を作る」
揺らぎやすい時期こそ、体の内側からのサポートが欠かせません。
自律神経の働きを助けるビタミンB群やマグネシウムを含む、豚肉、大豆製品、ナッツ類を積極的に取り入れましょう。
また、不規則な生活は自律神経の乱れを加速させます。
毎日決まった時間に起床し、朝日を浴びるというシンプルな習慣が、変化に負けない強い体作りの基盤となります。

季節の変わり目の不調は、体が発する休息のサインです。早めのセルフケアで自分を労わり、揺らぎやすい時期も健やかに乗り切りましょう。

崩れやすい日を読んで、予定を前にずらす

天気に体調が左右されやすい人は、不調が出てから対処するより、出そうな日を先に読んでおくほうが楽になります。

まず二週間ほど、カレンダーの肩や頭が重かった日に丸をつけ、その日の天気をひとこと書き添えます。雨の前日、冷え込んだ朝、晴れて気温が一気に上がった日。丸のついた日に共通点があれば、それがあなたの崩れやすい条件です。

条件がわかったら、天気予報でその日が近づいたときに、重たい用事を入れないようにします。長時間の運転、締め切りの作業、大掃除。前の日かあとの日に回せるものは回しておく。前の晩に三十分早く布団に入るだけでも、翌日の肩の張り方が変わることがあります。

季節のせいにされやすい、別の不調

季節の変わり目は、花粉が増える時期とも重なります。鼻づまりが続くと口で息をするようになり、首から肩の前側の筋肉が呼吸を手伝うぶん、張りが強くなることがあります。

頭の重さがおでこや頬のあたりに集まっていて、下を向くと強くなる。色のついた鼻水が続く。そんなときは鼻の奥の炎症が関わっていることがあるので、耳鼻咽喉科で相談してみてください。

のどの痛みや微熱をともなう首の張りは、風邪の引き始めのこともあります。いつもと違う激しい頭痛や、手足のしびれ、話しにくさをともなう頭痛は、様子を見ずにすぐ医療機関へ。いつもの季節の不調と何が違うかを見ておくと、判断しやすくなります。

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