筋肉はあるのになぜ凝る?腕の酷使と手首の深い関係
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
手先を使う仕事の肩こりは、肩を揉んでも戻りやすいことがあります。腕から肩へのつながりを、自分で確かめる方法と、仕事中にできる見直しをまとめました。
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こんにちは、一宮市大和町の整体院、
はかぜ整体院の服部です!
「毎日体を使っているのに、肩が岩のように硬い…」。
力仕事に従事する方の肩こりは、運動不足ではなく「特定の部位の酷使」が原因です。
肩を揉むだけでは治らない、肉体労働特有のメカニズムを解説します。
「肩こりを引き起こす「3つの意外な原因」
1. 諸悪の根源は「握力」の使いすぎ
荷物を運ぶ際、指先に力を入れてギュッと握りしめていませんか?
実は、指先から前腕(肘から下)、肩、首までは一本の「筋膜のライン」で繋がっています。
常に何かを強く握っていると、その緊張が腕を伝って肩や首を強く下に引っ張り続けます。
「肩ではなく、腕をほぐすと肩こりが消える」のはこのためです。
2. 「力こぶ」が肩を内側に引き寄せる
力こぶ(上腕二頭筋)が、実は肩こりの原因になることがあります。
肘を曲げて荷物を抱える動作を繰り返すと、力こぶの筋肉が縮んだまま固まります。
すると、筋肉が繋がっている肩関節を前へ強引に引っ張り、強力な「巻き肩」を作ってしまいます。
これが胸を圧迫し、さらなるコリを招きます。
3. 腰を守るための「猫背」
重い物を持つとき、腰を痛めないよう背中を丸める姿勢をとることが多いはずです。
腰を守るには有効ですが、背中が丸まると頭が前に突き出ます。
5kg以上ある頭を支えるために、首の後ろの筋肉が常にフルパワーで引き伸ばされ、悲鳴を上げているのです。
「現場でできる「疲れない」身体操作」
腕の力に頼らず、体幹で支えるのがプロのコツです。
・脇を締めて持つ: 脇が開くと腕の力だけで持つことになり、肩に負荷が集中します。脇を締めると背中の大きな筋肉を使えるようになります。
・小指側に力を入れる:** 親指側で握ると肩が上がりやすくなります。小指・薬指側を意識して持つと、自然に脇が締まり、肩の力が抜けます。
最後に
力仕事の方にとって、体は大切な「商売道具」です。
肩が辛いときは、肩だけでなく**「腕(前腕)」や「力こぶ」を入念にストレッチ**してみてください。腕の緊張を解くことが、肩こり解消への一番の近道です。
前腕を触って、肩とつなげて確かめる
利き手側の前腕を、反対の手で軽くつかんで、手首を曲げ伸ばしします。肘から手首までのあいだで、特に硬く動く筋肉の場所が見つかります。
そこを押したときに、肩の方へ響く感じがあれば、腕の疲れが肩に出ている型かもしれません。左右差が大きいほど、仕事での使い方の偏りが出ています。
肩を揉んでも戻る方は、肩と一緒に前腕を触ってみてください。手のひらを上にして、肘の少し下を押すと分かりやすいです。
仕事中の持ち方を、1つだけ変える
全部変えようとしても続きません。まず、道具や荷物を持つときに、肘が体から離れていないかだけ見てください。脇があくと、肩に負担が集まります。
休憩のたびに、手のひらを広げて指を反らす動きを3回。握りっぱなしの手を開くだけで、腕の力みが抜けます。
はかぜ整体院では、肩だけでなく、腕や肩甲骨のつながりを動かしながら確認します。仕事の内容を教えてもらえると、負担がかかる場所の見当がつけやすくなります。
手や腕に痛みやしびれがあり、仕事に支障が出ている場合は、肩こりとは別の問題が隠れていることもあります。整体の前に、整形外科で一度見てもらってください。