膝の痛みの原因は?放置すると悪化する理由と改善法

公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS

著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)

膝の痛みといっても、階段を上るときに痛むのか、下りるときに痛むのかで、膝にかかっている負担の種類は違います。痛む場面の書き分け方と、整体より先に整形外科で診てもらいたい膝の状態をまとめました。

膝の痛みは、年齢を重ねるほど多くの人が感じる不調のひとつです。
主な原因は、加齢による筋力低下や関節軟骨のすり減り、そして姿勢や歩き方のクセにあります。
特に太ももの前側にある「大腿四頭筋」が弱ると、膝を支える力が減り、動くたびに関節へ大きな負担がかかってしまいます。
また、猫背やO脚などの体の歪みも膝痛を悪化させる要因です。

生活習慣も膝の状態に大きく関係しています。
立ち仕事や長時間のデスクワーク、階段の上り下り、運動不足などは膝に過剰なストレスを与えます。
さらに、体重の増加も膝への負担を大きくするため、日々の食生活や運動量の見直しも大切です。

膝の痛みを「そのうち治る」と放置するのは危険です。
悪化すると「変形性膝関節症」に進行する可能性があり、関節の軟骨がすり減って変形し、慢性的な痛みを伴うようになります。
初期のうちに適切なケアを行うことで、悪化を防ぎ、回復を早めることができます。

改善や予防には、膝を支える筋肉を鍛えることが効果的です。
スクワットやレッグレイズなどの軽い運動を無理のない範囲で行い、筋肉を維持しましょう。また、ストレッチで柔軟性を高めることも大切です。
冷えによって血流が悪くなると痛みが出やすくなるため、温めるケアも忘れずに。

整体で骨盤や股関節のバランスを整えることも有効です。
身体の歪みを改善することで膝への負担が減り、痛みの根本改善につながります。
膝の痛みは放置せず、早めの対策を取ることが健康な脚を守る第一歩です。

階段の上りと下り、どちらで痛むかを書き分ける

階段を上るときは、太ももの前の筋肉が縮みながら体を持ち上げます。下りるときは、その筋肉が伸ばされながら、体が落ちないようにブレーキをかけ続けます。同じ筋肉でも、ブレーキ役のほうが膝のお皿まわりには強い力がかかりやすく、下りで痛むと訴える人が多いのはそのためです。

上りで痛む、下りで痛む、どちらも痛む。それから、膝の内側か、外側か、お皿の周りか、裏側か。痛む場面と場所をメモしておくと、相談するときに話が早く進みます。

下りがつらい人は、手すりのある側を選んで、痛くない脚から一段下りる順番を試してみてください。上りは反対に、痛くない脚から先に上げます。上るときも下りるときも、痛む脚には体重がかかる時間を短くする工夫です。

整体の前に、整形外科で見てもらいたい膝

膝がはっきり腫れている、触ると熱っぽい、左右の膝を見比べて形が違う。こうした場合は、関節の中で炎症が起きていることがあり、画像検査で確かめるのが先です。

歩いている途中で膝が急に動かなくなる、がくっと力が抜けて転びそうになる、という症状もあります。関節の中の組織が傷ついているときに出ることがあるので、様子を見ずに受診してください。

ひねった、ぶつけたなどのきっかけがあってから痛む場合や、痛くて体重がかけられない場合も同じです。検査で大きな問題がなく、動かすと痛むという状態であれば、股関節や足首の使い方を含めて負担を減らしていく段階になります。

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