肩こりの人が気をつけるべき食事法まとめ

公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS

著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)

肩こりと食事の話は、何を食べるかに目が向きがちです。実は、どんな姿勢で、どんな時間に食べているかも肩の重さに関わっています。食べ方の側から肩を楽にする工夫と、自分の食事と肩こりの関係を確かめる方法をまとめました。

肩こりは姿勢や運動不足だけでなく、食生活も大きく影響します。
偏った食事は血流を悪くし、筋肉の緊張を招く原因に。
そこで、肩こりを和らげる食事のポイントを紹介します。

まず、筋肉の修復や代謝を助ける たんぱく質(魚・肉・卵・大豆製品) をしっかり摂ることが大切です。
次に、血流を改善する ビタミンE(ナッツ類・アボカド・かぼちゃ)、筋肉の緊張を和らげる マグネシウム(海藻・バナナ・ほうれん草) も効果的。
さらに、疲労物質の排出を助ける ビタミンC(柑橘類・パプリカ・キウイ) や、酸素を届ける 鉄分(赤身肉・レバー・ひじき) も意識して摂りたい栄養素です。

一方で、注意したいのが 塩分やカフェイン、糖分の過剰摂取。
これらは血管を収縮させたり、自律神経を乱す原因となり、肩こりを悪化させます。
インスタント食品や甘い飲み物は控えめにしましょう。

また、食事のバランスが偏らないよう、主食・主菜・副菜を意識し、旬の食材を取り入れることも大切です。
さらに、水分不足は血流を悪化させるため、こまめな水分補給も忘れずに。

食事改善はすぐに効果が出るものではありませんが、続けることで体の内側から肩こりに強い体をつくることができます。
日々の食事を少し見直すことが、肩こり改善への第一歩です。

何を食べるかより、どう食べているか

お昼をデスクで、画面を見ながら食べている方は少なくありません。この形だと、仕事中の前かがみの姿勢がそのまま昼休みまで続きます。肩にとっては、午前と午後がひと続きの長い作業時間になっているのと同じです。

スマホを見ながらの食事も似ています。器を持たず、机の上の皿に顔を近づけて食べると、頭が前に出て首の後ろがずっと引っぱられます。器を手に持つだけで顔の位置は少し上がり、首の角度はゆるやかになります。

早食いも肩に響きます。噛む回数が少ないと食後に胃が重くなり、背中を丸めて座る時間が長くなりがちです。食事のあいだに一度、箸を置いて背もたれに寄りかかるだけでも、姿勢の切り替えになります。

食事と肩こりの関係を、自分で確かめる

栄養の話は一般論になりやすいので、自分の体で確かめるほうが確かです。3日ほど、食べた時間と場所、そのあと2時間の肩の重さをメモしてみてください。デスクで食べた日と、席を離れて食べた日で差が出る方がいます。

コーヒーや緑茶の量も一緒に書いておくと、夕方以降に飲んだ日の眠りの浅さに気づくことがあります。翌朝の肩の重さは前の晩の眠りに左右されるので、飲む時間を午後の早いうちに寄せるだけで変わるかどうかを見てみる価値があります。

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